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2022年2月13日日曜日

最低賃金所得額より少ない韓国小規模事業者

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
東 大 寺



2019年時点で、韓国国内の中小企業は全企業の

99・9%を、また中小企業の従業員は全従業員の

82・7%を占めている。

しかし、中小企業の売上高は企業全体の

売上高の48・7%と半分に満たない。

業種別の企業数では、卸・小売業が166万

1000社と最多で、不動産業が116万7000社、

宿泊・飲食店業が81万5000社と続く。

相対的に不動産業が多いのは、カアチャン

不動産斡旋業が多いことによるようだ。

2020年の小規模事業者の平均収入は、新型

コロナウイルス感染症による営業制限などで

最低賃金よりも低い1900万ウォン(約184万円)と、

前年よりも40%以上も減少している。

また、小規模事業者業界の雇用人員も87万人

以上も減っている。

営業利益の減少を見れば、2020年の184万円は

2019年の約319万円より43.1%減っっている。

月額でみれば、約15万3000円となるが、20

20年の最低賃金時給の約830円を基準とした

17万3000円より少ない額となっている。

中小企業の経営者の厳しさは並ではない。

また、就業者についても、文在寅政権下で

フルタイム就業者が、2017年の2193万人

存在したが、年々減少し続けて、2021年には

2007万8000人とおよそ185万人も減少している。

非正規雇用になった人が激増している。

就業者の4人に1人は、パートタイマーに。

低所得層の収入増に備えた最低賃金の大幅な

アップの影響によるものだ。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし

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