韓国経済研究院は1月中旬、時価総額基準で
世界100大半導体企業を対象に、財務資料を
基に2018年から2022年までの5年間の効率性を
分析した結果をまとめ、[世界的半導体企業の
効率性と示唆点]と題する報告を発表した。
ここでの企業効率性は、総資産と売り上げ
原価などの投入に対する売上額・営業利益など
産出の相対的価値を意味する。
2018年に、世界1位だった韓国の半導体
メーカーの効率性が、2022年は台湾、日本、
米国に次ぐ4位まで下落したという結果が出た。
国別では、台湾と日本が75%、米国が73%、
韓国が65%、中国が59%の順で、韓国は4位に。
世界100大企業の平均値は67%で、韓国は
この平均値より低かった。
報告書では、韓国の半導体企業の効率性下落
原因を、半導体業況鈍化、メモリー半導体
価格下落などによる収益性悪化のためとする。
また、サムスン電子は投資インセンティブや
人件費などさまざまな分野で台湾のTSMCより
不利な経営環境に置かれていることも原因とする。
特に、韓国企業はシステム半導体製造過程に
使われる[高純度フッ化水素]が、2019年7月の
日本の対韓国半導体素材輸出手続き規制で、
文在寅が半導体企業に国産素材の使用を勧奨した
ことにより、韓国産や中国産に置換えた結果、
歩留まり率の急落を招いたことが影響するという。
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