2021年に、不動産開発企業の恒大が資金繰りに
窮し、仕入れ先への支払いが出来ず、銀行への
返済も滞り、前金を取った住宅購入契約者の
住宅建設も止まる事態となり、債務総額が
33兆円と気の遠くなる負債を抱えて倒産状態に。
この事態は、他の開発業者にも波及し、中国の
不動産バブルは破裂した。
これを煽って来たのが、地方政府の管理する
「融資平台」という債券を発行して資金を
集め、この資金で恒大などの不動産開発企業
にも投資をして来た。
融資平台は、競って高速道路や橋梁、空港
などのインフラにも投資してきたが、収益が
上がらず、軒並み採算割れに。
既に、全国に無数に存在する融資平台の
債務総額は、1100兆円にも達するという。
日本のGDP総額の2倍にもなる巨額な金額だ。
既に、貴州省の融資平台は、発行した債券の
償還期限を20年先に引き延ばした。
地方政府とは言え、国の政府機関。
今後相次いで、借金は返せません、20年間
待ってください型の[踏み倒し]が相次ぎそう。
習近平が、大ぼらで世界の140ヶ国に投資を
して、世界の一大経済圏を創るとしてぶち
上げた一帯一路計画。
借金漬けにされる債務の罠にはまり、借入金が
返済できない国が相次ぎ、スリランカは
港湾施設を取り上げられた。
その他、一帯一路計画の重点拠点である
パキスタンやザンビアなどでも返済ができ
なくなり、アフリカ諸国を中心に返済猶予の
交渉が相次ぐ事態に。
また、中国の資金不足から、投資が計画通り
できず、各所で開発計画が中断したり、頓挫
したりと、高利も仇となって焦げ付きが頻発。
こちらでは、貸した金が返らない非常事態に。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
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