地下のマグマが、大量に、一気に地上に噴出し、
壊滅的な被害や寒冷化を引き起こす超巨大噴火は
「破局噴火」と呼ばれる。
こうした噴火を引き起こす可能性がある火山が
世界にはいくつも存在し、日本にも存在する。
世界中には、大噴火の過去をもつ大火山が
広く分布しており、万が一噴火すれば、地球
全体に影響がおよび、その地域では住民の
大量死、さらには深刻な寒冷を引き起こす。
現在、噴火規模で最悪の破局的噴火を起こす
ことになるとして[地上最大の活火山]とされる
のが、米国のイエローストーン国立公園の火山。
公園は、カルデラを中心に8991平方Kmの
広さを持ち、人気の高い間欠泉が1~2時間
ごとに勢いよく熱水を吹き上げ、公園の各所に
熱水のプールが存在する。
このカルデラの北西部では、地下に存在する
大量のマグマの移動により、東京23区よりも
広い地域が20年以上にわたって、年間10cm
前後の上下動を繰り返している。
イエローストーン国立公園で、破局噴火が
発生した場合、火砕流だけでも雲仙普賢岳
噴火の1000万倍以上になり、3~4日以内に
大量の火山灰がヨーロッパ大陸にまで運ばれる。
火山から半径1000km以内に住む90%の人が
有毒ガスや火山灰で窒息死し、地球の年平均
気温は10~12℃下がり、寒冷化は6~10年
続く可能性があると指摘する研究者もいる。
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