2月6日、日本時間10時17分、トルコ南部
シリア国境に近いガジアンテプ県付近(カフラ
マンマラシュ)の深さ17・9Kmを震源とする
M7・8の地震が発生した。
2月8日午前現在、既に8300人の犠牲者が
確認されており、懸命の救助活動が続く。
この地震の約9時間後の19時24分には、北北東
約90Kmの場所を震源とするM7・5の地震が発生。
この地震が、更に被害を増大させた。
トルコは、地震の多発地帯として知られる。
トルコの国のほどんどは、ユーラシア大陸から
西に付き出したアナトリアプレートの上に
存在し、四方がそれぞれプレートに挟まれた
状態で圧力に晒されている。
特に、北からのユーラシアプレートとの境界
には来たアナトリア断層が黒海沿岸に沿って
走っており、大きな地震が連続的に発生する。
東には、アラビアプレートと接する位置には
東アナトリア断層が存在する。
アラビアプレートは、北方向にアナトリア
プレートを押し上げ、左回転方向に圧力を
加えており、東アナトリア断層に北東方向の
横ずれの断層破壊を発生させる。
最初の地震は、この圧力により岩盤が長さ
およそ50Kmにわたり、約10mずれ動く横ずれ
断層破壊による地震。
2回目は、最初の震源から北北東約90Kmの
地点で、東西に直行する断層が長さ40Km、
およそ10mずれ動いた。
2つの断層は、ほぼ30度の角度で横「V」型に
交差しており、専門家は直交するトランス
フォーム断層で、短時間に連続して発生する
ことは非常に珍しいことだとする。
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