太平洋を取り巻く環太平洋火山帯で、特に
住人の少ないカムチャッカ半島から、アリュー
シャン列島、アラスカ半島にかけては、
大きな火山噴火が発生しても、詳しく伝え
られることは稀だ。
この北太平洋地域は、世界で最も活動が
活発な火山が集中する[火山の巣]とされる。
これまで記録に残るだけで、300以上の火山が
噴火しており、カムチャッカ半島だけで
29の活火山が活動している。
カムチャッカ半島には、巨大な火山集中して
おり、ユーラシア大陸最大の活火山である
クリュチェフスカヤ山は標高4570mの偉容。
そのすぐ南にはベズイミャンヌイ山(2882m)が
あり火山群を形成。
北方7~8Kmほどの場所には、シベルチ山
(3307m)が存在する。
また、これらの南方、半島の東岸近くには
噴火始まってから、数千年程度の若い活火山の
カリムスキー山(1536m)が位置する。
過去200年余の間に、20回以上も噴火した
記録があり、2019年3月には3000mの達する
噴煙を上げている。
これらの火山は、いつ大噴火をしても不思議で
ない危険な山々である。
北太平洋の東方、アリューシャン列島の
アラスカ寄りの、チャジナダック島の
クリーブランド山(1730m)は、2011年8月に
激しい群発地震の後に、大噴火をしている。
また、更にアラスカ寄りのウムナック島の
オクモック山は、2008年7月に1万5000m
にも達する噴煙を吹き上げている。
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