茨城県南部や千葉県北東部を震源とする地震が
2月36日から27日にかけて相次いだが、
相前後して千葉県東方沖を震源とする地震が
27日から連続して発生。
2月29日には、白子町東方沖付近の深さ
約20Kmを震源とするM4・9、震度4の揺れが
観測されたほか、震度3の2回を含む9回の
揺れが観測された。
更に3月1日には、ほぼ同じ場所と深さを
震源とするM4・9、震度4の地震が発生。
ほぼ、同じ場所を震源とする地震が、3月3日
までの期間に観測された回数は計24回を数えた。
国土地理院では、全国に約20km間隔で約
1300ヶ所に設置した[電子基準点]から送られて
来る信号を、GPS衛星やみちびき(準天頂衛星
システム)などで収集した観測データを解析して、
地表面を構成する地殻に、隆起や沈降、移動
などの地殻変動を調査している。
国土地理院は、観測したデータを基に、房総
半島では2月26日ごろから、通常とは異なる
変化が起きていたこととしている。
千葉県東方沖では、陸側のプレートと海側の
プレートの境界がゆっくりとずれ動く[スロー
スリップ]が起きており、この期間にずれ
動いた量は最大でおよそ2㎝と推定している。
専門家は、スロースリップは1週間や10日ほど
続くが、地震活動については1ヶ月ぐらいは
注意が必要だという。
千葉県東方沖では[スロースリップ]が数年
おきに発生していて、そのたびに周辺の地震
活動が活発になっている。
過去のスロースリップの発生時期は、
*1996年5月
*2002年10月
*2007年8月
*2011年10月
*2014年1月
*2018年6月
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