東京や大阪をはじめ全国で、はしかの感染者が
相次いでいる。
はしか(麻疹)は、麻疹ウイルスによって
発症する急性の全身感染症で、麻疹ワクチンの
接種が最も有効な予防法とされている。
国立感染症研究所は、はしかに感染すると
高熱や全身の発疹、カタル症状、充血などがある。
人から人への感染には、空気感染・飛沫感染・
接触感染を感染経路とし、感染力の非常に強い
ウイルスによる感染症である。
はしかの潜伏期間は10日から12日間で、発症の
1日前から周りに感染させる可能性が特に高い。
麻疹は、法律上新型コロナと同じ[5類]に該当し、
外出の自粛などを求める規定はないが、接触した
可能性や接触時間、ワクチン接種の有無などを
総合的に判断し、外出自粛の必要性について
保健所と相談できるとしている。
感染が確認された自治体は、感染者が
▼何月何日の何時にどこにいたのか
▼何時にどこに向かう交通機関を使ったのか
▼利用した店や施設の名前
などを公表して、感染者の早期発見に努めている。
また、厚生労働省は医療機関を受診する際には
感染を回避するために、公共交通機関の利用は
可能な限り避けるよう呼びかけている。
麻疹の感染予防には、麻疹ワクチンの接種が
最も有効な予防法とされて、実施されてきたが、
生まれた年によっ定期接種の回数が異なるため
追加接種を呼び掛けている。
これまで接種が必要な2回の定期接種を受けて
いる人は、2000年4月2日以降に生まれた人。
2000年4月1日以前に生まれた人は、0回もしくは
1回接種している可能性がある。
1990年4月2日~2000年4月1日生まれの人を
対象にした特例措置として、2008年から2013年に
かけて2回目の追加接種が実施されている。
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