2024年3月23日に、岐阜県中西部の本巣市の
深さ10Kmを震源とするM4・7、震度4の地震が
発生し、岐阜県揖斐川町で最大震度4、関市、
美濃市、本巣市、愛知県一宮市で震度3を観測。
震源地は、1891年に発生した濃尾地震の震源と
なった濃尾断層帯が震源と推定されている。、
1891年(明治24年)10月28日早朝に発生した
地震はM8と推定され、内陸直下地震としては
世界で最大級の大地震であった。
岐阜地方気象台の地震計の針が振り切れる
烈震が31日まで4回、強震を40回など鳴動を
含めて720回観測されたと記録されている。
烈震は、現在の震度では震度6弱から震度7に
相当し、強震は震度4から震度5強に相当する。
震源地は岐阜県本巣市根尾で、死者は全国で
7,273人、全壊・焼失家屋142,000戸の被害が出た。
地震は、濃尾断層帯の主部の根尾谷断層帯と
その南の梅原断層帯、更には根尾谷断層の北で
平行して走る温見断層帯の北西部と共に、
およそ76Kmが動いたされている。
この地震では、根尾谷の本巣市根尾で最大で
垂直に6mの大きなずれが生じ、この段差が
現在も保存されている。
1995年1月17日の阪神・淡路大震災で淡路島
北部で長さ約10Kmわたる断層が現れ、
野島では垂直方向で50cmのずれが生じている。
根尾谷でのずれが桁外れであったことが判る。
地震調査委員会は、福井県大野市南部から、
岐阜県本巣市や関市を経て美濃加茂市に至る
濃尾断層帯では、根尾谷断層帯と梅原断層帯、
根尾谷断層帯と三田洞断層帯もしくは濃尾
断層帯主部全体がそれぞれ同時に活動する
場合はM7・7程度の地震が発生するとしている。
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