今年の中国の正月、春節休日は2月10日から
17日の8日間で、例年より1日多くなった。
昨年は、ゼロコロナ政策による厳しい外出
規制が解除されて間もない時期で、まだ
コロナ感染への心配や懸念が強かったためも
あってか、休暇期間中の移動者数はおよそ
21億人と発表されていた。
コロナ以前は、毎年農民工の帰省を含めて
春節には20億人が移動すると報道されていた。
コロナによる外出制限が厳しかった2022年は
帰省する農民工を中心に移動者は11億8000万人
だとされていたが、昨年は21億人まで回復。
今年は、公表された移動者数は一気に90億人に。
激増の理由は、自家用車による移動者数を
含めたためだという。
では、例年通りの計算ではというと、実態は
18億人と前年より1割も減少。
そこで、自家用車による移動者人数を含めて
大きいことは良いことだとなったようだ。
自動車による移動者数は72億人とするが、
中国全土の自動車両の保有台数は4億3000万台。
全ての車に親子など3人が乗って移動すると
およそ13億人/日。
8日中6日以上走り回って72億人を超えることに。
今年は、外出を控えて遠出はしないという
家族も多かったというし、大雪の影響で
高速道路がマヒし、3日間も閉じ込められたと
する大混雑も報じられていた。
90億人は、統計局発表ではない統計数字なのだ。
中国文化旅遊部は、春節期間中の旅行客が
昨年(23年)の同期比34・3%増となる、4億
7400万人を記録して、コロナ禍以前の2019年の
水準を超えたと発表しているが分かり難い話だ。
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