気象庁は、3月11日に最新のエルニーニョ
監視速報を発表し、この先3ヶ月間の天気の
予測を発表した。
今回のエルニーニョ現象は、南米沖のエル
ニーニョ監視海域の海面水温の基準値からの
差が2月には+1.8℃と前月に比べると差が
小さくなり、エルニーニョ現象発生の判断では、
最盛期を過ぎつつあり、今後は急速に解消へ
向かうと予測されている。
エルニーニョ現象発生の判断に使用されている
5ヶ月移動平均値の12月の値は+2.2℃と、
スーパーエルニーニョの面目躍如の高温だった。
9ヶ月連続してエルニーニョ現象発生の目安と
なる+0.5℃以上を記録している。
近況では、太平洋赤道域の日付変更線付近から
東部の対流活動は平年より活発で、中部大気
下層の東風(貿易風)も平年よりも弱くなっている。
大気は、エルニーニョ現象時の特徴が現れている
一方で、海洋は依然としてエルニーニョ現象の
特徴が弱まりつつあり、最盛期は過ぎつつある。
今後、4〜5月に平常の状態に戻る可能性が高い。
世界的な高温傾向の一つの大きな要因になって
いたエルニーニョ現象が収まった後、7月には
ラニーニャ現象の発生する可能性がやや高まる。
世界気象機関(WMO)は、少なくとも3〜5月に
かけては地球規模で記録的な高温が続く可能性が
高いとしている。
日本でも、3〜5月の気温は西日本から東北で
平年並みか平年より高くなる見通しで、夏の
気温は全国的に平年より高い猛暑の予想。
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