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2024年3月16日土曜日

エルニーニョ現象解消へ向かう 夏は猛暑か

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
河 津 桜  佐保川堤



気象庁は、3月11日に最新のエルニーニョ

監視速報を発表し、この先3ヶ月間の天気の

予測を発表した。

今回のエルニーニョ現象は、南米沖のエル

ニーニョ監視海域の海面水温の基準値からの

差が2月には+1.8℃と前月に比べると差が

小さくなり、エルニーニョ現象発生の判断では、

最盛期を過ぎつつあり、今後は急速に解消へ

向かうと予測されている。

エルニーニョ現象発生の判断に使用されている

5ヶ月移動平均値の12月の値は+2.2℃と、

スーパーエルニーニョの面目躍如の高温だった。

9ヶ月連続してエルニーニョ現象発生の目安と

なる+0.5℃以上を記録している。

近況では、太平洋赤道域の日付変更線付近から

東部の対流活動は平年より活発で、中部大気

下層の東風(貿易風)も平年よりも弱くなっている。

大気は、エルニーニョ現象時の特徴が現れている

一方で、海洋は依然としてエルニーニョ現象の

特徴が弱まりつつあり、最盛期は過ぎつつある。

今後、4〜5月に平常の状態に戻る可能性が高い。

世界的な高温傾向の一つの大きな要因になって

いたエルニーニョ現象が収まった後、7月には

ラニーニャ現象の発生する可能性がやや高まる。

世界気象機関(WMO)は、少なくとも3〜5月に

かけては地球規模で記録的な高温が続く可能性が

高いとしている。

日本でも、3〜5月の気温は西日本から東北で

平年並みか平年より高くなる見通しで、夏の

気温は全国的に平年より高い猛暑の予想。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

 健康と安心のメタボへの備えは?





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