2022年のBMIは25以上の人を肥満とする世界
195ヶ国の[肥満率ランキング]では長年首位に
君臨するナウルが88・5%で以下10位までを
南太平洋諸国が独占。
欧米諸国も肥満率が高めの国が多く、米は
15位で67・9%、豪が25位で64・5%、英が
30位の63・7%。
日本は肥満率が少ない国の順位で32位の27・2%、
韓国も48位の30・3%などと、アジアは肥満率が
低めである。
最も肥満率が低い国はベトナムで18・3%。
インドが2位の19・7%、3位がバングラデシュ。
ところが、公式データに基づく米投資銀行に
よる推計では、中国には肥満の成人が約2億人、
太り過ぎの成人がさらに4億人存在し、更に
向こう10年余りで肥満の成人人口が1億人増に。
人口が減少傾向にある中、国民の半分が肥満に。
2017年中に国国家衛生健康委員会は[3減3健康]と
銘打ったキャンペーンを展開。
国民に塩分・油分・糖分の摂取を減らし、
健康な口腔・体重・骨格の維持を推奨。
2001年の世界貿易機関(WTO)加盟後の中國では、
生活水準が向上し、国民がエネルギーの高い
食品を多く摂取する習慣が定着。
会食では、食べきれない量の油気と塩分濃度の
高い料理が食卓に盛られ、食べ残し量の多さが
満足度の高い証とされる状況に。
軍の入隊検査基準も、肥満率を上げなければ
兵員が集められない事態に。
国内では、減量のために通販で容易に入手
できる糖尿病治療薬の[オゼンピック]が人気で、
減量効果が高いため[奇跡の薬]とされている。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
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