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2024年6月22日土曜日

米国で今年は「素数ゼミ」羽化数が1兆匹に

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
出 雲 大 社



日本では、蝉は7年間を地中で過ごしたのち

地上に出て羽化し、成虫になるとされるが

うるさいほど大量に羽化する年が7年ごとに

やってくる。

アメリカには、周期性を持って羽化するセミが

幾種類か棲息しているが、中でも羽化数が

多いのが13年毎に羽化する種類と17年毎に

羽化するセミ。

米国には13年と17年ごとに羽化するセミが

複数の地域に生息し、周期が素数であること

から「素数ゼミ」とも呼ばれる。

今年は、この2種類のセミの羽化が重なり

大量にセミが同時に出現する年に当たる。

その数は、1兆匹にもなると予測されている。

13と17の最小公倍数の221年目に当たり、

前回は1803年だったとされる。

同時発生は4月下旬から6月ごろにかけて

中西部から南東部の広い範囲で起きる見通し。

中西部イリノイ州の一部では、発生域が

重なる可能性があるとされ、221年ぶりの

セミの大量発生は鳴き声による騒音公害も

懸念されているが、221年ぶりの大量のセミの

出現による貴重な経験に期待も。

これらのセミには、繁殖を抑制する特殊な

菌であるマッソスポラ・シカディナがる。

この菌に感染すると、交尾を繰返すことで

感染を拡大させ、感染すると腹部が削げ落ちて

胞子の塊、嚢が出来て、飛び回ることで

胞子を拡散させることで感染を拡大させる。

およそ10%がこの感染で死ぬが、人間には

感染しない。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

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