日本では、蝉は7年間を地中で過ごしたのち
地上に出て羽化し、成虫になるとされるが
うるさいほど大量に羽化する年が7年ごとに
やってくる。
アメリカには、周期性を持って羽化するセミが
幾種類か棲息しているが、中でも羽化数が
多いのが13年毎に羽化する種類と17年毎に
羽化するセミ。
米国には13年と17年ごとに羽化するセミが
複数の地域に生息し、周期が素数であること
から「素数ゼミ」とも呼ばれる。
今年は、この2種類のセミの羽化が重なり
大量にセミが同時に出現する年に当たる。
その数は、1兆匹にもなると予測されている。
13と17の最小公倍数の221年目に当たり、
前回は1803年だったとされる。
同時発生は4月下旬から6月ごろにかけて
中西部から南東部の広い範囲で起きる見通し。
中西部イリノイ州の一部では、発生域が
重なる可能性があるとされ、221年ぶりの
セミの大量発生は鳴き声による騒音公害も
懸念されているが、221年ぶりの大量のセミの
出現による貴重な経験に期待も。
これらのセミには、繁殖を抑制する特殊な
菌であるマッソスポラ・シカディナがる。
この菌に感染すると、交尾を繰返すことで
感染を拡大させ、感染すると腹部が削げ落ちて
胞子の塊、嚢が出来て、飛び回ることで
胞子を拡散させることで感染を拡大させる。
およそ10%がこの感染で死ぬが、人間には
感染しない。
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