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2024年6月21日金曜日

梅雨期に発症が増える「帯状疱疹」

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
佐 保 川 堤



帯状疱疹は、子供の時にかかった水疱瘡の

ウイルスが、成人しても体内に潜んでおり、

精神的なストレスや加齢、肉体的な疲労などに

よって免疫機能が下がることで、活性化する。

特に、ストレスの高まることが多い4月の

人事異動や編成替えなどや家庭内でのスト

レスが契機になったり、加齢、更には季節の

変わり目での疲労も引き金になって発症する。

専門医は、取分け梅雨入りの時期になると

発症者が多くなるという。

寒暖差が激しく、日常生活の環境もジメジメ

した鬱陶しさが影響するようだ。

帯状疱疹は、ちょっと痛くなったり痒く

なったりするヘルペスと同レベルと考えると

考えると大きな過ちを犯すことになる。

発症すれば、最初に患部に赤みが出て、更に

2~3mmの大きめの水疱が出る。

患部の奥の方がズーンと重い感じがするような

神経痛が出ることが多い。

極く稀に、ウイルスが神経系を犯して、目が

見えなくなったり耳が聞こえなくなったり

更には、顔面神経麻痺が起きたりもする。

最も多い後遺症は、帯状疱疹後神経痛で、

およそ20%の発症者に、幹部がズキズキ

痛んだり、シャツが皮膚にこすれただけでも

強い痛みを感じる後遺症がでる。

帯状疱疹にかからないための有効な予防法は

ワクチンを打つことで、特に不活化ワクチンの

場合、接種して最初の4年間は97%ぐらい、

10年間の平均で約89%の予防効果がある。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

 健康と安心のメタボへの備えは?





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