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2024年6月3日月曜日

カメムシ大量発生 26都府県で「注意報」

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
紅 枝 垂 れ 桜 



カメムシが、今年も大発生して被害が拡大。

カメムシは、カメムシ目に属する昆虫で、

日本には1000種以上が生息する。

この虫は何よりきつい悪臭を放つことで[クサ

ムシ]や[こき虫]と呼ばれ、英語でも臭い虫を

意味する“stink bug”と呼ばれる世界の嫌われ虫。

このカメムシが大発生して、梅や桃、リンゴなど

果実の汁を吸って傷を付け、商品価値を落とす

ため、全国の26都府県で注意報が出されている。

注意報が出ているのは、チャバネアオカメムシ、

クサギカメムシ、ツヤアオカメムシの3種類。

農作物を荒らすカメムシとして数十種類が

知られ、ストロー状の口で養分を吸うため、

傷が残り、稲に付く「斑点米カメムシ」と、

果実全般に付く[果樹カメムシ]に大別される。

今年は、この内の[果樹カメムシ]が大量発生。

大量発生の理由として専門家が指摘するのは、

カメムシが餌とする昨年秋のスギやヒノキの

実の豊作と暖冬が影響しているとする。

越冬したカメムシは蓄えた養分を使い切り

空腹状態で餌を求めてあちこちと飛び回り、

夜、明かりがあるところへ集まる習性から

都市部にも多くやって来ることになる。

果樹園などでは、カメムシ類が来てから、

薬剤で防除することが基本的な対策となる。

都市部などでは、素手で触れると強い匂いが

付くため、ペットボトルなどの道具を使って

除去することが効果的だという。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

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