カメムシが、今年も大発生して被害が拡大。
カメムシは、カメムシ目に属する昆虫で、
日本には1000種以上が生息する。
この虫は何よりきつい悪臭を放つことで[クサ
ムシ]や[こき虫]と呼ばれ、英語でも臭い虫を
意味する“stink bug”と呼ばれる世界の嫌われ虫。
このカメムシが大発生して、梅や桃、リンゴなど
果実の汁を吸って傷を付け、商品価値を落とす
ため、全国の26都府県で注意報が出されている。
注意報が出ているのは、チャバネアオカメムシ、
クサギカメムシ、ツヤアオカメムシの3種類。
農作物を荒らすカメムシとして数十種類が
知られ、ストロー状の口で養分を吸うため、
傷が残り、稲に付く「斑点米カメムシ」と、
果実全般に付く[果樹カメムシ]に大別される。
今年は、この内の[果樹カメムシ]が大量発生。
大量発生の理由として専門家が指摘するのは、
カメムシが餌とする昨年秋のスギやヒノキの
実の豊作と暖冬が影響しているとする。
越冬したカメムシは蓄えた養分を使い切り
空腹状態で餌を求めてあちこちと飛び回り、
夜、明かりがあるところへ集まる習性から
都市部にも多くやって来ることになる。
果樹園などでは、カメムシ類が来てから、
薬剤で防除することが基本的な対策となる。
都市部などでは、素手で触れると強い匂いが
付くため、ペットボトルなどの道具を使って
除去することが効果的だという。
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