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2024年6月5日水曜日

中国政府が始めた失業者対策事業[以工代賑]政策

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
エ ド ヒ ガ ン 桜  奈良公園



造ったばかりの端が崩落した、買ったばかりの

マンションの天井が落ちた、壁がボロボロ、

外壁が落下などなど建設工事での手抜きが

明らかになる事件は日常茶飯事の中國。

こうした工事はオカラ工事と呼ばれるが、

その言葉の起源は、1998年に江西省九江市で

完成直後の大堤防が決壊した現場を視察した

朱鎔基首相が[オカラのようだ]と言ったのが

始まりだとされる。

最近でも、住宅でのオカラ工事は絶えない

ようで、新居で発生した水漏れへの抗議で

業者は[自業自得だ]と言い放った事件も発生。

中國では、不景気伴う失業者の増加が深刻で

特に若年層の失業率は20%を超えている。

こうした失業者対策事業、失対事業として

中國では、不景気伴う失業者の増加が深刻で

[以工代賑]と呼ばれる失対事業がスタートした。

中央政府によるインフラ工事などで、失業者を

優先的に雇用し、貧困者を救済する目的で、

業者は入札なしで公共事業を受注できる。

貧民救済的な目的を持つが、実際には貧困者が

急増すると社会動乱に発展しかねないとの

懸念からの政策だと指摘されている。

だが、これは地方政府レベルでは利権を伴う

事業となり、技術も練度も持たない人たちが

金儲け工事の道具として利用され、オカラ工事を

助長し、公金のむしり取りに繋がるとの指摘も。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

 健康と安心のメタボへの備えは?





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