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2024年6月24日月曜日

北京市 地震に強い首都を目指し対策強化

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
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洪水の被害で話題になる北京市だが、地震

被害で話題にはなっていない。

だが、中国当局は首都圏での地震の噂に、

ことのほか神経質になっているという。

北京地震探知技術研究所と中国地質調査研究所

による北京市を中心とした地質調査が行われた。

2021年4月に公表された報告では、北京市域に

存在する主要な活断層は15本存在することが

明らかになった。

報告では[北京平野が今後、地質学的危険に

見舞われる可能性は活断層の活動と密接に

関連している]と指摘。

開発が急速に進んでいる北京市近郊の地域では

活動が活発な活断層が5本走っていることが判明。

そのうちの1つは、市北東部の懐柔地区にあり、

この地区の地下には、極超音速兵器開発の

ための最も強力な風洞を含む、国内で最も

高価な軍事関連研究施設が存在する。

懐柔地区の周口店は、北京原人遺跡で知られる。

また、他の断層は万里の長城がある北京市

近郊の順義区で、IT産業の中心地の大興

ハイテク産業地域にあり、首都国際空港もある。

北京市地震局は2020年までに[緊急地震速報

システム]を完成する予定だったが未完成。

北京市の地震対策、避難場所168カ所を建設。

また、郊外の山麓には大地震、大津波を想定

した救援訓練、教育基地も整備。。

北京市も決して大地震には無縁ではない。

1679年の大地震のほか、数度にわたる

地震で被害が出た記録が残る。

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