洪水の被害で話題になる北京市だが、地震
被害で話題にはなっていない。
だが、中国当局は首都圏での地震の噂に、
ことのほか神経質になっているという。
北京地震探知技術研究所と中国地質調査研究所
による北京市を中心とした地質調査が行われた。
2021年4月に公表された報告では、北京市域に
存在する主要な活断層は15本存在することが
明らかになった。
報告では[北京平野が今後、地質学的危険に
見舞われる可能性は活断層の活動と密接に
関連している]と指摘。
開発が急速に進んでいる北京市近郊の地域では
活動が活発な活断層が5本走っていることが判明。
そのうちの1つは、市北東部の懐柔地区にあり、
この地区の地下には、極超音速兵器開発の
ための最も強力な風洞を含む、国内で最も
高価な軍事関連研究施設が存在する。
懐柔地区の周口店は、北京原人遺跡で知られる。
また、他の断層は万里の長城がある北京市
近郊の順義区で、IT産業の中心地の大興
ハイテク産業地域にあり、首都国際空港もある。
北京市地震局は2020年までに[緊急地震速報
システム]を完成する予定だったが未完成。
北京市の地震対策、避難場所168カ所を建設。
また、郊外の山麓には大地震、大津波を想定
した救援訓練、教育基地も整備。。
北京市も決して大地震には無縁ではない。
1679年の大地震のほか、数度にわたる
地震で被害が出た記録が残る。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
0 件のコメント:
コメントを投稿