欧州連合(EU)の気候情報機関のコペルニクス
気候変動サービスは6月5日に、世界の月間
平均気温が2023年6月から24年5月まで12ヶ月
連続で史上最高を記録したと発表。
また、地球温暖化の原因となる化石燃料による
汚染が大幅に削減されない限り、[この最も
高温だった時期は比較的低温だった時期として
振り返られるようになるだろう]と警告。
この日、国連のグテーレス事務総長は、米
ニューヨークで気候変動についての演説を行い、
化石燃料会社を[気候変動による混乱の元凶]と非難。
更に、世界の指導者らに対し、悪化する気候
危機を迅速に制御しなければ危険な転換点に
直面することになると呼び掛け、[気候地獄へ
向かう道から抜け出す出口が必要だ]と訴えた。
気温と海水温の上昇は、今年に入ってから
米国、ブラジル、ケニア、アラブ首長国連邦で
顕著になっているという。
世界気象機関(WMO)が発表した新しいデータでは
24年から28年までの少なくとも1年間で、
23年に記録された年間最高気温を超える可能性は
86%近くあるという。
この時期、米国西部は今夏初の熱波に見舞われ、
5月中旬から続くパキスタンやインド北西部では
熱波で、南部シンド州にある世界遺産モヘン
ジョダロ遺跡の周辺などで最高気温が52℃、
また、ニューデリーでは5月31日に52・7℃を
記録し、既に数万5000人が熱中症になり、
100人以上が死亡したと伝えている。
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