5月に厚生労働省と大阪市が合同で会見を開き、
小林製薬の紅麹の成分を含むサプリメントを
摂取した人で、摂取後に健康被害を訴えた
およそ2000人を対象にした調査結果を発表。
5月15日までに集まった2050人の分析結果では、
腎臓障害を発症した月が分かる1467人の分析では、
23年11月から、ことしの3月に発症した人が
全体のおよそ7割で、この4~5ヶ月間に集中。
▽医療機関を受診しなかった人が35%
▽外来治療のみ受けた人が57%
▽入院して治療を受けた後、回復した人が5%
▽入院後、完治せずに腎機能などの障害が
残った人が3%。
一日の摂取量は、使用方法通りだった人が
82%を占めたのに対し、過量だったのは1%。
殆どの人が、適量の摂取量で発症していた。
3月29日に、小林製薬は紅麹サプリメントから
青かび由来の[プベルル酸]が検出されたと発表。
その後、プベルル酸が腎臓障害発症の原因物質で
あるのか否かの分析が進められてきた。
5月28日に、厚生労働省はサプリの原料から
検出されたプベルル酸について、腎臓に悪影響を
及ぼすことを確認したことを明らかにした。
厚生労働省の発表によると、腎毒性を調べる
試験で、プベルル酸単品と問題のサプリ製品を
7日間、ラットに投与した試験結果では、いずれも
腎臓の近位尿細管が壊死するなどの所見がみられた。
青カビは、紅麹原料を製造していた大阪工場
(23年12月閉鎖)の種菌培養室、子会社の和歌山
工場の乾燥室や培養タンク内面などから採取。
これらを培養した結果、プベルル酸が検出された。
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