ページ

2024年6月10日月曜日

厚労省 [プベルル酸]が腎臓に悪影響と発表

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
紅枝垂れ桜 奈良公園



5月に厚生労働省と大阪市が合同で会見を開き、

小林製薬の紅麹の成分を含むサプリメントを

摂取した人で、摂取後に健康被害を訴えた

およそ2000人を対象にした調査結果を発表。

5月15日までに集まった2050人の分析結果では、

腎臓障害を発症した月が分かる1467人の分析では、

23年11月から、ことしの3月に発症した人が

全体のおよそ7割で、この4~5ヶ月間に集中。

▽医療機関を受診しなかった人が35%

▽外来治療のみ受けた人が57%

▽入院して治療を受けた後、回復した人が5%

▽入院後、完治せずに腎機能などの障害が

 残った人が3%。

一日の摂取量は、使用方法通りだった人が

82%を占めたのに対し、過量だったのは1%。

殆どの人が、適量の摂取量で発症していた。

3月29日に、小林製薬は紅麹サプリメントから

青かび由来の[プベルル酸]が検出されたと発表。

その後、プベルル酸が腎臓障害発症の原因物質で

あるのか否かの分析が進められてきた。

5月28日に、厚生労働省はサプリの原料から

検出されたプベルル酸について、腎臓に悪影響を

及ぼすことを確認したことを明らかにした。

厚生労働省の発表によると、腎毒性を調べる

試験で、プベルル酸単品と問題のサプリ製品を

7日間、ラットに投与した試験結果では、いずれも

腎臓の近位尿細管が壊死するなどの所見がみられた。

青カビは、紅麹原料を製造していた大阪工場

(23年12月閉鎖)の種菌培養室、子会社の和歌山

工場の乾燥室や培養タンク内面などから採取。

これらを培養した結果、プベルル酸が検出された。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

 健康と安心のメタボへの備えは?





0 件のコメント: