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2026年1月27日火曜日

「腹八分目に医者いらず」過食による健康障害

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
大 仏 池  東大寺



昔から語り継がれて来た教訓に「腹八分目に

医者いらず」という言葉がある。

江戸時代の儒学者・医者である貝原益軒が、

83歳の時に著した健康に関する指南書の

[養生訓]に記されている[珍美の食に対すとも、

八九分にてやむべし。十分に飽き満つるは

後の禍あり]という言葉が由来する。

益軒自身が虚弱体質だったため、生涯に

わたって養生に努め、その実体験に基づいた

健康法で、当時、平均寿命は40歳代で60歳を

迎えれば家族で盛大なお祝いをした時代。

そのような時代に、益軒は85歳まで生きた。

最近、過食が心臓発作の発症リスクを高める

可能性があるとして、警鐘が鳴らされている。

海外では、日本同様に大食いが、100m競争の

ように、体力を競う競技のように持て囃され、

見ているだけで嫌悪感を憶えることがしばしば。

2024年には、フィリピンとエルサルバドルで

大食い系のタレントが、番組出場後に心臓

発作で急死したことが報じられた。

心臓専門医は、「危険因子のある人では、

過食が心臓に負荷を与え、発作を誘発する

おそれがある」と警告している。

心臓学会での発表では、通常を大きく上回る

量の食事を摂取した後、2時間以内の心臓

発作リスクが最大4倍に上昇したとの報告も。

また別の研究発表では、過食や運動不足により

内臓周辺に脂肪がつく[内臓脂肪型肥満]は

老けて見えるだけでなく、免疫老化を加速させ、

糖尿病や脂質異常、高血圧が進行させて、

心筋梗塞、脳卒中、心不全、死亡の危険性が

数倍高まり、平均余命もなるとする。

過食が早めるとする免疫老化とは、加齢に

伴って免疫細胞がおこす機能異常のこと。

免疫老化が進むと、感染症に対する抵抗力の

低下や、過剰な炎症反応、糖尿病や心血管

疾患の発症頻度の増加の原因となる。

過食は、身体の機能の老化も早めるのだ。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

 健康と安心のメタボへの備えは?





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