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2008年6月30日月曜日

白いクジャクサボテンの花


モニー ロー そよ風  複製画  10号




ボタンの花のシーズンが終わり、最近の散歩で楽し

ませてくれるのはクジャクサボテンの鮮やかな深紅

の色をした花です。

森や茂みの中に咲く花とは異なり、この花は荒野や

岩が頃gる砂漠の雰囲気中で咲く姿が、写真や絵画

に似合う花だとつくづく思います。

普段は、植木鉢の置かれた一角の片隅や、裏庭など

の目立たない場所に置かれていたのものが、この

シーズンだけは、玄関先や特別の花台をしつらえた

上に置かれているが、おかしくもあり、楽しいものです。

最近、このクジャクサボテンの鉢を置いている家の

前を通るのを楽しみにしていますが、一軒の家では

数鉢のクジャクサボテンが、連日、見事な花を咲か

せていて、通る人の目をひきつけています。

今年も全く花芽が付かない我が家の鉢に比べて

ここの鉢では、数えると一節に4個もの花芽を付けて

いるものもあり、ただ驚くばかりです。

先日、普段は余り通らぬ道を通って帰る途中で、

一軒の家の前に白いクジャクサボテンが咲いている、

鉢が置かれていました。

白い花は始めてみましたので、明日まで持ってくれ

と、祈りながら、翌日、デジカメを持て出向きましたが

残念ながら、花は萎れてしまっていました。

いつもは、こうしたワンチャンスに備えてデジカメを

持ち歩くようにしているのにと、悔やまれました。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
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2008年6月29日日曜日

フィエスタの花

 ルノアール ピアノに寄る  複製画 10号


フィエスタという名の付いた鉢植えを先日、DIYの花売り

場で買って来ました。

買った時は、見た目でミニバラだとばかり思っていました。

小さな赤い花をいっぱい付けていて、柔らかな雰囲気を

備えた花で、バラに劣らない豪華さを持った花です。

早速、鉢に植え替えて、一枝を一輪挿しにして玄関に

飾っていました。

買う時に、バラでないことは知っていたようですが、翌日

良く見るとバラでなく草花であることを知りました。

付けてあった札を見ると、小さく「カリフォルニアローズ」

と書かれています。
この花を題材に絵画にすると、バラで充分通じそうです。

花だけを見ると、八重咲きのバラにそっくりです。

花の本で見ると、アフリカホウセンカというアフリカ原産

の花の改良種らしく、インパチェンスという名前らしい。

これがカリフォルニアローズ・フィエスタと名付けれて

いるようです。

それよりも、花の色も非常に多彩で、10種以上もあり

毎年、新しい色や形が生まれている様子です。

多年草らしく、、様々な色を組み合わせた庭造りが、今

一寸したブームになっているようです。

我が家でも、どうもこのフィエスタに乗せられそうな

気配です。

残念ながら、切花には不向きなのか、管理が悪かった

のか、玄関の一輪挿しは、二日と持ちませんでした。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
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2008年6月28日土曜日

ササユリの花


ピカソ  鏡に向かう少女  油絵 10号



いつも通る小さな祠の前に、雑草や草花に混じって

一株のキスゲが鮮やかな花を開くようになりました。

陽射しのきつい昼間は萎れてしまいますが、午前中

楽しむことが出来て、通りすがりの人は、こんな所に

ユリの花が、と眺めてゆきます。

高原に点々と一面に咲くニッコウキスゲは、写真や

絵画にしばしば登場する夏の野の花の代表格です

が、街の中の一株のキスゲも負けては居ません。

花を付ける茎も少ないので、楽しめるのはせいぜい

一週間ほどでしょう。

近くの神社で、ササユリの花を献花するお祭りが

ありました。

ササユリは、淡いピンク色の花で、雄蕊は赤褐色を

している端麗な、美しい花です。

昔は日本の山野に多く自生していたのでしょうが

今は、見ることすら難しくなってしまいました。

根ごと掘り取って持ち帰る心無い人が多く、近くの

山では見かけなくなったといいます。

この花は、育てるのが非常に難しく、持ち帰っても

殆どは、花を付けることは無いようです。

花を付けるまでに数年ほどもかかるそうですから

適地を見つけて、栽培することも大変らしいです。

神社ではお祭りに備えて、ササユリを集めるのが

困難になり、最近ではお祭りの後で参拝者に配って

ササユリの花を、最近は造花に替えています。

自然の中にあってこそ、花は美しいのです。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
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2008年6月27日金曜日

今年はイモの年


ピカソ カンバスと静物  油絵 10号




スーパーの店頭では、ジャガイモの新イモが、新

タマと並んで売られていました。

南の地方では、ジャガイモの収穫が進んでいます。

日本では、ジャガイモといえば、作付けされる品種

の豊富さや量で、北海道が有名な産地です。

今の、6月中旬頃からが、ジャガイモの花が開花期

を迎えて、ジャガイモ畑は見渡す限りの花畑になり

観光のコースになっているところもあるようです。

やはり品種によって花の色が違うようで、ここは

メークインの花、あちらは男爵、向うは人気のキタ

アカリというように案内されるのでしょう。

キタアカリの畑は、赤紫の綺麗な色で覆われて

花でも人気が高いようです。

国連は世界的な食料不足に備えて、食糧の安全

保障と貧困や飢餓の削減に果たすジャガイモの

重要さを認識してもらうために、今年を「国際イモ年」

とする宣言を総会で決議しました。

どんな土地でも作りやすいジャガイモの重要さを

認識してもらい、食料不足を改善する目的です。

日本でもジャガイモのロゴマーク入りのポスターが

作成されています。


講演会や、イモに関係する作文や絵画、写真などの

コンテストも行われます。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
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2008年6月26日木曜日

ビールの季節



平山郁夫 流沙浄土辺 油絵 10号



最近は、麦芽を多く使用されたビール、本物のビール?

をそう簡単に毎日、口にするわけには行きません。

家庭での一口、となると発泡酒やリキュールのビール

で辛抱、となる人が大半でしょう。

酒類のスーパーのビールコーナーを見ると、やはり

それぞれの銘柄に特色があって、飲む人の好みの

影響が大きいことがわかります。

同じメーカのブランドでも、販売量のシェアー競争に

備えて、少し口当たりや味を変えて2~3種類を出して

いる場合や、他社を意識した製品もあります。

豊富にある商品群の中で、やっと自分のお気に入りの

ブランドを見つけたものの、発売から1~2ヶ月も経た

ない内に、店頭から消えてしまうと悲しくなります。

また、イチから、お気に入りを探さねばならないからです。

俺は他の連中とは違うレベルで味がわかっているんだ、

などと自己満足に浸ったところで、そのビールが消えて

販売店が積極的に扱わなくなれば、所詮はマイナーな

愛好者に過ぎないことになります。

店の人に尋ねて、生産が中止になりました、などと

言われると、市場で相手にされていない愛好者であり、

マイナーどころか、対象外となっていることなのです。

長い間の友達探しの後、このほど、やっとお気に入りの

ブランドに出会えましたが、長い付き合いを願うのみです。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
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2008年6月25日水曜日

デンデンムシ







出入り口の横の壁にいたカタツムリが、雨が続いた日の

朝には居なくなりました。

雨を待ちわびていたのでしょうが、道を隔てたブロック塀

に同じような大きさのカタツムリが3匹出てきています。

やはり、どこかで雨の日に備えて、日差しを避けて待機

していたのでしょう。

出入り口のカタツムリが、熱の残るアスファルトの上を

通って移動したとは思えないのですが、近くには見当たり

ませんでした。

ブロック塀やモルタルの壁にやって来るのは、ミネラルの

補給のためらしいですが、殻を背負って生活をするため

には、カルシウム分の補給も欠かせことでしょう。

ブロック塀に居るカタツムリは、通学途上の子供達に

とっては最良の遊び友達になり、教室の机の上でスピード

競争をさせたりするのも、梅雨の時期の遊びですね。

この時節、虫かごでカタツムリを飼う子供も少なくなく、

デンデンムシとして親しみを持つ子供も多く居ます。

畑で野菜の若葉をかじって台無しにするカタツムリは

害虫として捕殺されたりしますが、デンデンムシの歌

から伝わるイメージで、子供達には可愛そうな仕打ちと

写るようです。

雨の中で、花の咲くアジサイには最も良く似合うのは

やはり、デンデンムシです。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
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2008年6月24日火曜日

白いアジサイの花



平山郁夫 ブダガヤの大塔 油絵 10号



アジサイの花の色は、アジサイ自体が備え持って

いるアントシアニンと助色素の関係がベースにあり

これに対するアルミニウムイオンの吸収量によって

色が青から赤に変化してゆくとモノの本に解説が

ありました。

なぜ、ここに土中にあるアルミニウムイオンなのかは

理解できませんが、いずれにしても、アジサイの

持っているベースの色は青であって、遺伝因子に

組み込まれた色だといいます。

赤色との中間で、赤紫の濃い花を見かけますが

赤と青の絵の具を混ぜてかき回したように、毒々しい

までにも色濃くなっています。

これなどは、イオンの量や助色素の関係で、濃色に

変化しているのでしょう。

そのような濃い色の花が咲く通り筋で、真っ白な

アジサイが咲いているのに出会うと、なにかホッと

した安らぎを感じます。

アジサイは、青や赤などと色濃い花だと思い込んで

しまっていますが、気をつけてみると案外と、白い

アジサイが咲いていることに驚かされます。

白い花は、助色素やアルミニウムイオンの話からは

超越した世界の「白い色」だと思い、うれしくなります。

そんな時、房状になった花をつけている、一風替わっ

た花をつけているアジサイに出会いました。

尋ねると、カシワバアジサイということでした。

色だけでなく、種類も多彩です。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
 安全と安心の非常持出袋の準備は?




2008年6月23日月曜日

ガソリン代

絵画  モネ  ひまわり  油絵 10号


ガソリン代が異常な高騰を続けているために、車を

利用する人にとっては、毎日の事ですから大変です。

休日の郊外のショッピングセンターでは、客足が

20%減ったとか、月貸し駐車場の空きが増えてきた

などの話がニュースになっています。

150ドルは目前ですが、石油に依存して経済を

発展させ、生活の豊かさをこれから求めてゆく発展

途上国の人々にとっては、叶えられるべき豊かな

生活への夢が遠退いて行く、或いは最悪の場合には

消えてしまうことにもなり兼ねません。

すでに石油依存からの脱却に備えて、長年の努力を

強いられて来た国と、これから石油で豊かさを求める国

とでは、今後、その苦しみに雲泥の差が生じるでしょう。

80円台になった時に、安いスタンドへ10kmほどの

距離も厭わずに給油に走る人が居ましたが、今の

価格では、10円ほどの価格差が無いとメリットが

無いのではないでしょうか。

と言って、3円ほどの価格で競う業界では、それほど

安売りが出来る時代ではなくなりました。

200ドル時代の到来も予測される時代への備えが

必要になってきました。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。

  安全と安心の非常持出袋の準備は?

2008年6月22日日曜日

姫ザクロの花


ゴッホ ゆりのある静物  油絵 10号



お寺の境内の奥に姫ザクロの花がひっそりと咲いて

いました。

ひっそりと言うのは、山門の近くや目に付くところには

ツツジがまだ花をつけていて、同じような紅色で半分

葉に隠れたように咲いている姫ザクロは、どうしても

目立ちません。

低木ながら、そこそこ多くの花をつけているので、よく

観察すると絵画になる雰囲気の有る木です。

写生に来ている人には、お堂や塀を取り込んだ構図に

ばかり気が向いてしまい、真紅の美しい花を備え

姫ザクロは、きっと不満だろうな、思いました。

姫ザクロの中では大きく育った木で、2m余りの高さが

ある古い木です。

中東地域では、ザクロの実は食用として、広く用いられ

ていますが、日本では余り人気が無いようです。

果物としては、少し酸味がきつくて子供には人気が

ありません。

鳥たちにも余り人気が無いようですが、はじけた実を

つつくのはヒヨドリぐらいでしょうか。

一時期、薬効があるといって人気化したことがありまし

たが、最近は健康の本などにも、余り登場していない

のではないでしょうか?

お寺にザクロが植えられているのは、お釈迦さんが

鬼子母神に、このザクロの実を与えたと言う説話から

来ているようです。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。

安全と安心非常持出袋の準備は?





2008年6月21日土曜日

森の音



里では、目立つ木の花はヤマボウシから、蓮の花の

ような花型を備えた、高木のタイサンボクに主役が

替わっています。

雑木林の木では、今は目立つような派手な花を

つけた木は見当たりません。

ここに居るよ、とばかり思い切り存在をアピールして

木全体が萌黄色で盛り上がったようになっていた

スダシイなどの木も、房状になった多量の花を

落として、木の下を茶色く染めています。

派手な、目立つ木に替わって、梅雨に入ってからは

色々な木が、小さな白い花を咲かせています。

下を歩くと、時折、ぱらぱらと小さな花の粒が落ちて

きて、頭や肩に当ることがあります。

風か小鳥が落としているのかもしてません。

低周波音のように、ブーンと響く音が聞こえてくる

こともあります。

最初は、何の音なのかわからなかったのですが、

これは、樹上に咲いた花、それも小さな花で大抵は

白い花に無数の小バエの様な虫が集まってきて

いる羽音なのです。

静かな森の中などで、この音を聞くと一瞬、異様な

雰囲気を感じますが、広い森の中の、この一本の木

に、どこからこれほど多くの虫が集まって来るのかは

森の世界の不思議の一つだと思っています。

2008年6月20日金曜日

ゼラニウムの花


ゴッホ 花瓶の12輪のひまわり 油絵 10号 
*  
ヨーロッパの街の中の風景や公園などに描かれている

花で、おなじみのなのがゼラニウムの花です。

絵画などにも窓辺に置かれた深紅のゼラニウムが

よく登場します。

レンガ造りなどの建物には良く似合う花ですね。

原産地は南アフリカといいますから、大航海時代に

伝えられたのでしょうか。

日本でも、今の時代のように園芸種の花が多様化して

いない時代には、ゼラニウムは鮮やかな紅色や白い色

を持つ花として、幅広く育てられていて、人気もありました。

散歩のコースの一つに、このゼラニウムを家の前に

地植えしたり、備え付けの段板に、鉢植えを置いたり

して育てているお家があり、並びの2~3軒にも、幾つ

かの鉢植えが置かれています。

白い色も幾つかありますが、今は、深紅の花が咲き

そろって、その一角だけが赤く染まったように見えます。

中には、1m近くにも育った地植えの花もあり、寒い冬

にもず負けす生長する、この花の強さを感じます。

この花を、何の疑いも持たず「ゼラニウム」と呼んで

いますが、一般呼称としては間違いではないにしても

正式には、「テンジクアオイ属」の花と呼ぶようです。

昔は、ゼラニウム属の花として代表格であったものが

後に、ゼラニウム属が二つに分かれ、この花がゼラニ

ウム属として分類された属とは別の属に分類されたので

植物学上のゼラニウムとは別の花になっているそうです。

2008年6月19日木曜日

絵の具の付いたズボン


ゴッホ  アイリス  油絵  10号




昼間の陽射しが和らいだ夕方近くに、いつものコースへ

散歩に出ました。

朝方まで降り続いた雨のために、公園の芝生のところ

どころに水溜りが残っていて、足元に気をつけないと

水の中に足を突っ込んで、靴を濡らしてしまいます。

風が無いので、湿気が高く、蒸し暑さが襲う日でした。

公園の中には目に付く花も減り、ツツジがところどころで

咲き残っている程度です。

日暮れに近い時間帯ですが、お寺への石段のところで、

年配の男の人が、椅子に座って悠然と石段とお寺の

写生を続けていました。

カンバスをのぞいてみると大きなタッチで描かれた絵は

絵に自信のない私にしても、見事な作品でした。

ズボンをみると、全体に、至るところに絵の具が付着して

いて、これを見るだけで絵画歴を思わせるような装束

でした。

街を歩く若者がはいているジーパンで、時折見かける

デザイン?で、ペンキ屋さんを思わせるように、色ペン

キで汚した物があります。

この時に出会った風格を備えた人が、絵の具の付いた

ズボン姿で街を歩けば、街を行く人たちの注目を浴びて

若者のはく、意図的に汚されたジーパンには、決して

負けることのない価値の高いファッションになるだろうと

思ったものです。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。

安全と安心非常持出袋の準備は?




2008年6月18日水曜日

若葉が呼ぶ季節


ドガ 舞台の踊り子  油絵 10号



「お先に!じゃーまたね!」と二人連れで、主婦らしい

女性がカンバスなどを入れた布袋を肩にして、自転車

で通り過ぎました。

声を掛けた先には、同年輩と年長の女性がカンバスに

向かって筆を動かせています。

夕方近い時間ですが、西日も無く屋外での絵を描くには

最適の条件です。

きっと、市内の絵画教室の生徒さんたちで、屋外に出る

のには条件がよいからと出かけてきたのでしょう。

三人連れは、夕餉の支度などで、帰りを急ぐわけでもなく

まだ暫らくは制作を続けるようでした。

遠方から交通機関を利用してやってくる人は、一日を

フルに活用するために、昼食や飲み物の準備に加えて

陽射しや雨に備えて傘を持ってこなければならず、荷物

のかさも尋常には行きません。

出かけてくるのは大変でも、この日のように暑くもなし

陽射しもなし、という日であれば、一日をゆったりと

カンバスに向かって過ごす時間は意義のあることです。

写真を撮りに来る人たちも、三脚に大きなレンズや道具

など、それなりの七つ道具が入ったケースやバッグを

肩にして、あちらこちらと移動をしています。

緑の美しい季節なので、心に残る作品造りには最適の

時節です。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。

安全と安心非常持出袋の準備は?




2008年6月17日火曜日

クジャクサボテンの花



フラゴナール 読書する少女 複製画 10号



サボテンの花を咲かせるのは非常に難しく、運が悪いと

なかなか花を見ることが出来ないとよく聞かされます。

近くを散歩すると、意外に多くのクジャクサボテンが

咲いているのに出くわします。

通りに面した玄関脇に、いつもは無造作に置いてある

と思っていたクジャクサボテンの鉢植えが、この時期に

どれも例外なく順番に花をつけているように思えます。

透き通るような深紅の花が茎の大きさには不似合いな

ような大きく、見事な花を開かせていると思わず立ち

止まって見とれてします。

私同様、写真を撮らせてもらいに来ている人も居ますが

近くの絵画の好きな人は、椅子を持ってきて写生に

取り組みながら、花を囲んで会話が弾んでいました。

他の鉢植えの陰に置かれて、サボテンにとっては、寒い

冬もじっとこらえて、この腫れの日に備えて準備をして

来たのでしょう。

我が家にあるクジャクサボテンは、2年前に一輪の花を

つけて以来、今年も見ることが出来ないようです。

管理のしかたに、どこか違いがあるのでしょう。

冬の寒さに一定期間当てなければだめだといわれては

いますが、寒さの条件は変わらないので、サボテンに

合った環境の管理に工夫が足りないようです。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。

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2008年6月16日月曜日

ナメクジ戦争


絵画  フェンカの港  油絵  10号



今年の梅雨はナメクジとの闘いの年となりました。

5月の半ば過ぎ、雨が降った日の夜にモルタル塗りの

塀の内側に、大小10匹以上のナメクジが這い上がって

いて仰天しました。

箸で一匹づつ取って退治したのですが余り気分の良い

物ではありません。

それからというものは、湿度の高い日には、日暮れと

どこからとも無く現れてくるナメクジとの闘いとなりました。

料理用の塩を塀際や排水用の溝、ナメクジが居りそうな

湿けった場所などに播いたのですが、やはり雨の日には

出現します。

塩を播くことは、2~3度目からは、料理用の高い値段の

塩を使うことを禁じられてしまいました。

スーパーで最も安い塩とナメクジ退治用の固形の薬を

買って、攻撃武器の備えをして、宣戦布告となりました。

6月に入って、晴れ間が2~3日続いた時に、鉢植えで

育てようと鉢植え用に、ナタ豆の苗を買ってきました。

ナメクジに芽を食べられる恐れがあるからと、新芽が

最も良く伸びたものを選び、鉢の周辺や出現しそうな

場所には念入りに薬剤を播いたのですが、2~3日

続いた雨の後の朝に鉢を見ると様子がおかしいので

良く見ると、新芽は無論のこと、下葉の一部も食べられ

てしまっていて完敗です。

ナメクジはカタツムリが進化した姿だといいますが、予想

以上に強敵です。

雌雄同性で、一匹が200個以上もの卵を産むそうです。

塩と薬剤を武器に、ホロコーストも辞さぬ覚悟です。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。

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2008年6月14日土曜日

姫ザクロの花

パリの街角  油絵  10号


お寺の境内の奥に姫ザクロの花がひっそりと咲いて

いました。

ひっそりと言うのは、山門の近くや目に付くところには

ツツジがまだ花をつけていて、同じような紅色で半分

葉に隠れたように咲いている姫ザクロは、どうしても

目立ちません。

低木ながら、そこそこ多くの花をつけているので、よく

観察すると絵画になる雰囲気の有る木です。

写生に来ている人には、お堂や塀を取り込んだ構図に

ばかり気が向いてしまい、真紅の美しい花を備え

姫ザクロは、きっと不満だろうな、思いました。

姫ザクロの中では大きく育った木で、2m余りの高さが

ある古い木です。

中東地域では、ザクロの実は食用として、広く用いられ

ていますが、日本では余り人気が無いようです。

果物としては、少し酸味がきつくて子供には人気が

ありません。

鳥たちにも余り人気が無いようですが、はじけた実を

つつくのはヒヨドリぐらいでしょうか。

一時期、薬効があるといって人気化したことがありまし

たが、最近は健康の本などにも、余り登場していない

のではないでしょうか?

お寺にザクロが植えられているのは、お釈迦さんが

鬼子母神に、このザクロの実を与えたと言う説話から

来ているようです。

昼下がりの商店街


絵画  下町の賑わい  油絵  10号




久しぶりにお昼に商店街を通り抜けました。

夏日になると予報されていた通り、梅雨の晴れ間で、

歩くだけでも汗ばむような気温です。

丁度、昼食を摂る時間帯でもあり、近くの会社やお店

から、食事に出てくる人も多く、多分、この商店街に

とっては一日で最も人出が時間帯だと思われます。

目的の銀行へ向いましたが、入り口の自動ドアーが

閉まらないほどのATMの前に並ぶ人の列です。

金曜日なので、休みの日の買い物などに備えて資金の

準備をする人が多いからなのでしょう。

特に急ぐ気もない私は、空いてからにすればよいと、

時間つぶしに本屋に入りました。

なんとここも大入りです。

本の見たり、選んだりしている人の様子や雰囲気から

半分は休み時間の時間つぶしの様子です。

省エネの時代、昼間は電気を消すだけでなく、冷房の

温度を落としたり、切ったりする所も多いと聞きます。

仕事場に早く戻っても暑いからと、冷房のある本屋が

格好の時間つぶし場になっているようでした。

ショッピングモールや百貨店なども、昼間は、こうした

近くからの人出で賑わっているのでしょう。

でも、100人に1人か2人でも買い物をしてくれれば、

お店にとっては、冷房の効いた場を提供するだけで

やって来てくれる、ありがたいお客様です。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。

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2008年6月13日金曜日

子ツバメのお遊戯


絵画  凱旋門のある通り 油絵 10号



丁度、巣立ちを終えた子ツバメが独り立ちする準備

シーズンです。

街の中では、朝夕、子ツバメたちが電線に止まって

スズメの学校に負けないような、ツバメの幼稚園の様子

を見ることが出来ます。

キチキチッ、キチキチッと鳴き交わして騒いでいたり

街の上空や時には通りを行く人の頭上近くをすれすれに

飛び回ったり、追い駆けっこをして、時間を楽しんでいる

様子に出会います。

田んぼある街外れに、昼間に出かけると、広々とした

田植えが進んでいる水面の上を飛び回り、滑空の練習

をして、独り立ちに備えている姿が目に付きます。

やはり、直ぐに疲れるのか、電線がある田の周辺に

移動せずに、あぜ道の地面の上に降り立っているのも

子ツバメらしいところです。

休んでいるところに、友達が近くに来ると、飛立って後を

追いかけて、また円舞が始まります。

こうして飛び回っているツバメたちにとっては、兄弟や

友達と過ごしているこの時間が、生涯で最も楽しく時期

なのでしょう。

南の国に渡り、来年、親鳥になって元気に帰ってこれる

のは、十分の一だとされています。

過酷な生き残りのための準備だと思って円舞を見てい

ると、何となく切なさを覚えます。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。

安全と安心非常持出袋の準備は?




2008年6月12日木曜日

笑う鬼瓦


エッフェル塔のある通り  油絵  10号



お寺や古い建物などを訪れる時には、出来る限り

鬼瓦を観察するようにしています。

鬼瓦の歴史は、大陸にあるようですが、日本では

蘇我馬子が飛鳥寺の建立に備えて、百済から呼んだ、

寺の建築や瓦作りの人たちがやって来た頃に始まる

のではないでしょうか。

鬼瓦は出土していませんが、軒先を飾るのに厄除けの

鬼面や紋様がある瓦が使用されたことでしょう。

とすれば、588年ごろのことになり、1420年も前と

なります。

平面的であった鬼瓦の形状も変わり、今は立体的に

なり、それだけ表情が多彩です。

先日気付いたのですが、よく通るお寺の門の鬼瓦の

角が、通常のものより太くて長く、角が目立つことです。

その時に思い出したのが、昨年の秋、傍らの柿の実が

赤く熟している頃に、団体で来ていた絵画グループ

の中の一人の男性が、立ち姿で柿の実と棟の鬼瓦を

描いていたことでした。

角が大きいので、顔の表情がなんだか笑っているよう

にも見えて怖さを感じない鬼瓦の表情に惹かれたの

かな、と思いました。

笑っている鬼瓦では、随分と昔になりますが、大阪の

上汐町のお寺には、本当に笑っている鬼瓦があった

ことを思い出しました。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。

安全と安心非常持出袋の準備は?




2008年6月11日水曜日

ピンクのヤマボウシ



果物のある籠  油絵  10号



5月のはじめ頃に、明るい日差しを浴びて輝いていた

ヤマボウシも、ひと月近くなって元気がなくなっています。

気が付いたことに、ガクの部分に当る白い花片が、薄い

ピンク色になっていることです。

遠くから見ると、木がぼんやりとピンク色がかって見え

元気なく感じます。

白く輝いて見える頃は、土塀と合って絵画をする人に

とっては格好の対象でした。

目の届かない高さにある花は、ピンク色になったガクに

包まれて、きっと中央部では秋の結実に備えた花を

咲かせている居るのでしょう。

ヤマボウシの実は、食べられると言いますから、この秋

には試してみたいと楽しみにしています。

近くの川辺には、春先に白い小さな花をつけた木があり

いまは、小さな木イチゴのような実を沢山つけています。

名前は判りませんがキイチゴの仲間なのでしょう。

花が咲いてから、2ヶ月ほどで実をつけていて、中には

おいしそうに赤く熟したものもありますが、手の届かない

位置なので、機会があれば棒切れで落として味を試して

見ようかと思っています。

でもヤマグワのようなボリュームも無く、おいしそうには

見えません。

鳥たちが食べに来ているようでもありません。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。

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2008年6月10日火曜日

ホタルブクロの花


ガーベラのある花瓶  油絵  10号


梅雨の時期には、蛍は川のあるところでは、どこでも

見られたものでした。

最近は、蛍を見るツアーが設けられるような時代です。

夕涼みに浴衣を着て、団扇を片手に蛍を追う情景を

描いた絵画などは、現在は現実離れをしてしまって

最近の家庭では、夏の感慨を覚えることも無くなって

しまっているでしょう。

取ってきた蛍を、寝る時に蚊帳の中に放して、プラネタ

リウムよろしく、またたく星を見ながら眠った時代は

今では、別の世界のようになってしまいました。

蚊帳の備えのある家は、殆どなくなったことでしょう。

釣鐘のような形をした半透明の花を茎に沿って付ける

ホタルブクロという花があります。

蛍を、この花の中に閉じ込めると、点滅する蛍の光が

またたく行灯か提灯のように優雅に見えるのを楽しむ

蛍の季節の子供の遊びでした。

散歩の途中で軒下に、ホタルブクロがたくさん植えられ

ている所があり、懐かしい花だなと、昔を思い出しました。

先日、鉢植えをした、紫色のホタルブクロを見ました。

女性が、萎んだ花を手で摘み取っていましたが、紫の

色の花を見るのは初めてでしたが、もし、ここに蛍を

入れると、どのような光が見られるのかなと思いました。

色が付いた行灯では、蛍の淡い光は出てこないだろうな

と思いましたが、実験するにも、残念ながら、界隈には

蛍が居ません。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。

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2008年6月9日月曜日

ツバメの幼稚園


絵画  黄色いアステイルベの花  油絵  10号



駅前の商店街に、今年も多くのツバメが巣を造りました。

アーケードが無い、比較的古い、軒先や日除けの庇を

取り付けた家が多くある一角があります。

この通りがツバメたちにとって、格好の住宅地と写る

らしく、隣組が出来るほどに巣が並んでいます。

それも、朝日の射し込みを避けるために、比較的深い

庇にしているために、カラスなどからの襲撃に備え

巣造りには最適の条件らしいです。

従って、隣組は、西側の家ばかりで、通りの反対側には

一つの巣も見当たりません。

6月に入って、巣立ちが始まり、今は通りは子ツバメの

保育所か幼稚園のように、実に賑やかです。

よく気をつけてみると、兄弟らしい4~5羽が固まって

軒先や屋根に止まっているグループがあり、これは

巣立ったばかりで、親からの餌を待っているのか、飛ぶ

練習の前のミーテイングをしているようです。

少し飛べるようになったグループは、電線に止まって、

互いに賑やかに鳴き交わしています。

メダカの学校という歌がありますが、差し詰めこれは

ツバメの幼稚園と言うところでしょうか。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。

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2008年6月8日日曜日

ヤマボウシの花



赤いアステイルベの花  油絵  10号


6月に入っても、山の木々は花のシーズンです。

花が咲いているのかどうか判らないような、葉と同じ

ような色をしたものもあれば、目立たない小さな花を

つけているものもあります。

花を評価するのは、見る人間の勝手な振る舞いで、花に

取っては子孫に備えた理にかなった花の姿なのです。

庭に植えられている木の中でも家人が気がつかない間

に花が終わってしまった木もあるのだろうと思います。

里近くで目立つのはヤマボウシの白い花です。

白い花をつける木はたくさんありますが、輝くような

白さでアピールするのではトップクラスでしょう。

ガクの部分が花のように見えて、本当の花は中央部に

固まっています。

最盛期には、いつも写生やスケッチをする絵画ファンの

姿がありましたが、今は他の場所へ移ってしまいました。

可なり長い間、一ヶ月ほども、この白い部分が散らずに

残っていますので、花木として庭に植えている家では

長い間楽しむことが出来ます。

でも、時間と共に少しずつピンクがかってきて、冴えた

白さが消えてゆくのが残念です。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。

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2008年6月7日土曜日

ウツギの花


紅い花と花瓶  油絵  10号


5月の半ば過ぎに、2~3ヶ月ぶりに、少し離れた

神社まで散歩に行きました。

境内の池の周りに、低く刈り込まれた木が植え

込まれていて、白色や赤い色に加えて、中間の紅色

の花が混じって咲いていました。

赤い色ばかりの枝もあれば、白色の固まったものも

あり、三色が入り混じった枝もありで、興味がそそら

れる面白い花木です。

どうも、白から赤に変化するのでも無いように思える

コントラストを持つ花の咲き方です。

傍らで、水彩の絵画をしている女性に木の名前を

尋ねると、ウツギという返事です。

茎の芯が中空になっている木をウツギを呼ぶことは

知っていたのですが、山で見るウツギは、あのような

立派な花を付けていないし、樹形がアジサイによく

似ているのでアジサイの仲間だろうと思っていました。

先日、図書館に備えてある本に、アジサイを特集して

いる本を見つけ、気になっていた、神社の木を探し

たのですが見当たりません。

花のつけ方や形状から別種であることが判りました。

それから、「ウツギ」を頼りに、図書館や本屋、ネット

でウツギを調べたのですが、ウツギと名のついた

花木の多さに驚くばかりでした。

3日目に探し当てた名前が、「ハコネウツギ」でした。

3色が混じった写真に出会えるのに時間がかかり

すぎたのです。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。

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2008年6月6日金曜日

ツバメの「空き巣」


絵画  ひまわり畑  油絵 10号


昨日の2羽の子ツバメは、無事に巣立ちをしたのかと

行ってみたら、1羽の姿も見えず、全員、無事に巣立ち

を終えたようでした。

5羽の子ツバメが、親鳥が餌を運んで帰って来る度に、

黄色い口を精一杯あけて、今度は自分の番だと叫び

立てていたのが、今日は全く気配の無い空き巣になって

しまっていました。

昨日は、巣立った3羽がばたばたと、巣の近くを飛び

回っては時折、巣にもどって、「早く飛ぼうよ」と急かせる

仕草が面白く、先輩面をして、飛び方を見せて、コーチ

をしている姿が微笑ましかったです。

残った2羽は、しきりに巣立ちに備えて羽根を展ばして

準備体操をしたり、少し身体を乗り出して様子を窺ったり

と、飛立つ意思はありそうなのですが、しばらくすると

不安なのか、自信がないのか、巣の中へ入り込んで

しまいます。

先に巣立った3羽が、巣の近くの庇の間の隙間や、鉤

釘を休憩所にして近くを、円を描くように飛んで飛行練習

を繰り返しています。

親鳥が時々帰ってくるのですが、餌をねだる子供を無視

するように、巣に止まっては、羽ばたいて巣立ちを

促して、また直ぐに飛立ってしまいます。

夕暮れも近くなる時間でしたので、巣立ちは見られない

なと思って、その場を離れたのでした。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。

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2008年6月5日木曜日

公園のアジサイ

ダリアと花瓶  油絵  10号


2~3年前に、公園の一角に竹垣で囲われて、アジ

サイが植えられました。

晩秋には、翌年に備えて係りの人が丁寧に選定し

肥料を与えて世話をしていました。

全部が西洋アジサイですが、昨年は、薄いムラサキ

色が中心で、中に、濃いピンクや鮮やかな青色も

混じっていました。

10坪ほどの場所で、思いのほか色が多彩なので

素晴らしい眺めのため、早速絵画や写真の新しい

スポットとなって賑わいました。

一般に、酸性土壌だと青い色が強く、反対にアルカリ

性になるほど赤い色に近づくといいます。

アジサイの持っている本来の色と客土が持つ成分の

関係で多様な色になったのだろうと、その道の人は

説明をしてくれます。

狭い範囲内で、同じ肥料を与えられて、土壌の成分

均一化しているでしょうから、色を変える成分も同じ

条件であれば、今年は、個々の木の遺伝による固有

の色との複合で、どの程度の変化が出るのか、と

花の開花が待ち遠しくもあります。

全てが、同じ色でスタートして、同じような変化を見せ

ることになれば、多くの人が落胆することでしょう。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。

安全と安心非常持出袋の準備は?




2008年6月4日水曜日

アジサイの季節に


花のある花瓶  油絵  10号



駅の構内に、アジサイのシーズンに備えて、アジサイで

有名なお寺や公園の案内のポスターやチラシなどが

めっきり目に付くようになりました。

銀行の待合席の横の絵画は、早々とアジサイの絵柄に

替り、梅雨、即ちアジサイの季節と言うことなのですね。

子供の頃から、アジサイは青い色が普通で、土地が

酸性でなくなると色が薄くなり、アルカリ性になってくると

赤い色になると教えられていました。

根株が広がって、青い花が大きく咲いている木の根元

の半分に、重曹をまいてやれば、青色と赤色とに咲き

分けて綺麗ではないかと話題になったことがありました。

いたずらにしろ、お寺に咲く大株のアジサイに実験を

することもなく終わってしまいましたが、青色の花に隣り

あって、赤い花が咲いているのを見かけたことがあり

ましたが、土壌改良などで手を加えてアルカリ化をしたり

しているのでしょうか。

この話が家族の中で出た時に、もし、花の蕾の所で

酸性か、アルカリ性かで色が決まるのであれば、花の

茎に注射で液を注入すれば、混合色の花が咲いて、

話題になるだろうなどということになりました。

色が混じって咲いているのに出会ったことがありませんが

土壌や樹液で簡単に色が決まるのであれば、いたずらに

でもやってみれば、面白い実験になるでしょうね。

少し早いですが、夏休みの宿題の課題にもなりそうに

思いますが。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。

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2008年6月3日火曜日

アジサイの花




卓上の花  油絵  10号


通りにある家のサザンカの垣根から薄い緑色の花が

のぞいていました。

良く見るとアジサイで、若木の花のようで、これから

色が白くなり、七変化を見せてくれるのでしょう。

さて、目の覚めるような青い色になるのか、または、

サザンカの足元を飾る、あでやかな紫色の花の球

になって目を楽しませてくれるのかと、通りかかる

人はそれぞれに期待をしていることでしょう。

駅に備えてあるパンフレットコーナーをのぞいて

みましたが、近場で有名なアジサイ寺のパンフレット

は残り少なくなっていました。

臨時バスの運行もあり、週末には賑わいそうです。

このお寺の建っている斜面に、アジサイが植えられ

ていて、遊歩道をアップダウンしながら鑑賞すること

ができ、花を見上げたり見下ろしたりと、眺める方も

七変化することになります。

見方に変化があるので、写真展や絵画展では、お寺

の建物を入れた様々な構図の作品が紹介されます。

お寺は、地域に所縁の深い人が縁起となっている

ので、手向けにアジサイが多く植えられました。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。

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2008年6月2日月曜日

花はミニ化の時代に


絵画  水牛の音楽隊  油絵  10号


スーパーやDIYのガーデニングコーナーで、最近、気が

つくのは、鉢植えの花が毎年小型化してゆく傾向がある

ことです。

切花で売られていたカーネーションは、色こそ多様化して

様々な色合いの花が売られています。

しかし、鉢植えの花は、背丈だけでなく花姿の全体が

小さくまとまった形になってきています。

矮とか小とかの文字を使うのではなく、ミニが一般化して

いてミニバラ、ミニカーネーション、ミニカトレアなどから

始まって、日本の花、椿にまでミニ椿が仲間入りをして

来ています。

大輪の花を咲かせるのが流行の時代は、品種改良も

大型化を目指して園芸家は取り組んでいたのでしょうが

現在は逆に、小型化に向う傾向に備えた改良が主に

なっているようです。

マンションのベランダやテラス、あるいは窓際などに置く

飾り方の需要に合せた流れでもあるのでしょう。

しかし人間社会だけは、メタボでない限り、大型化する

方が歓迎なのか、子供の成長に対しても、大きな体格が

立派だと褒める傾向は変わらないようです。

経済性を考えると、車は小型化の流れが主流であり、

大型車は無駄が多いと敬遠される時代となってきて、

ステータスシンボル化してきています。

人間社会にも、こじんまりとした体形が褒められる時代が、

来るのでしょうか?

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。

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2008年6月1日日曜日

アジサイの季節に


雪渓の雷鳥  油絵  10号


駅の構内に、アジサイのシーズンに備えて、アジサイで

有名なお寺や公園の案内のポスターやチラシなどが

めっきり目に付くようになりました。

銀行の待合席の横の絵画は、早々とアジサイの絵柄に

替り、梅雨、即ちアジサイの季節と言うことなのですね。

子供の頃から、アジサイは青い色が普通で、土地が

酸性でなくなると色が薄くなり、アルカリ性になってくると

赤い色になると教えられていました。

根株が広がって、青い花が大きく咲いている木の根元

の半分に、重曹をまいてやれば、青色と赤色とに咲き

分けて綺麗ではないかと話題になったことがありました。

いたずらにしろ、お寺に咲く大株のアジサイに実験を

することもなく終わってしまいましたが、青色の花に隣り

あって、赤い花が咲いているのを見かけたことがあり

ましたが、土壌改良などで手を加えてアルカリ化をしたり

しているのでしょうか。

この話が家族の中で出た時に、もし、花の蕾の所で

酸性か、アルカリ性かで色が決まるのであれば、花の

茎に注射で液を注入すれば、混合色の花が咲いて、

話題になるだろうなどということになりました。

色が混じって咲いているのに出会ったことがありませんが

土壌や樹液で簡単に色が決まるのであれば、いたずらに

でもやってみれば、面白い実験になるでしょうね。

少し早いですが、夏休みの宿題の課題にもなりそうに

思いますが。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。

安全と安心非常持出袋の準備は?