ページ

2008年6月24日火曜日

白いアジサイの花



平山郁夫 ブダガヤの大塔 油絵 10号



アジサイの花の色は、アジサイ自体が備え持って

いるアントシアニンと助色素の関係がベースにあり

これに対するアルミニウムイオンの吸収量によって

色が青から赤に変化してゆくとモノの本に解説が

ありました。

なぜ、ここに土中にあるアルミニウムイオンなのかは

理解できませんが、いずれにしても、アジサイの

持っているベースの色は青であって、遺伝因子に

組み込まれた色だといいます。

赤色との中間で、赤紫の濃い花を見かけますが

赤と青の絵の具を混ぜてかき回したように、毒々しい

までにも色濃くなっています。

これなどは、イオンの量や助色素の関係で、濃色に

変化しているのでしょう。

そのような濃い色の花が咲く通り筋で、真っ白な

アジサイが咲いているのに出会うと、なにかホッと

した安らぎを感じます。

アジサイは、青や赤などと色濃い花だと思い込んで

しまっていますが、気をつけてみると案外と、白い

アジサイが咲いていることに驚かされます。

白い花は、助色素やアルミニウムイオンの話からは

超越した世界の「白い色」だと思い、うれしくなります。

そんな時、房状になった花をつけている、一風替わっ

た花をつけているアジサイに出会いました。

尋ねると、カシワバアジサイということでした。

色だけでなく、種類も多彩です。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
 安全と安心の非常持出袋の準備は?




0 件のコメント: