ダリアと花瓶 油絵 10号
2~3年前に、公園の一角に竹垣で囲われて、アジ
サイが植えられました。
晩秋には、翌年に備えて係りの人が丁寧に選定し
肥料を与えて世話をしていました。
全部が西洋アジサイですが、昨年は、薄いムラサキ
色が中心で、中に、濃いピンクや鮮やかな青色も
混じっていました。
10坪ほどの場所で、思いのほか色が多彩なので
素晴らしい眺めのため、早速絵画や写真の新しい
スポットとなって賑わいました。
一般に、酸性土壌だと青い色が強く、反対にアルカリ
性になるほど赤い色に近づくといいます。
アジサイの持っている本来の色と客土が持つ成分の
関係で多様な色になったのだろうと、その道の人は
説明をしてくれます。
狭い範囲内で、同じ肥料を与えられて、土壌の成分
均一化しているでしょうから、色を変える成分も同じ
条件であれば、今年は、個々の木の遺伝による固有
の色との複合で、どの程度の変化が出るのか、と
花の開花が待ち遠しくもあります。
全てが、同じ色でスタートして、同じような変化を見せ
ることになれば、多くの人が落胆することでしょう。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
安全と安心の非常持出袋の準備は?
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