ゴッホ 花瓶の12輪のひまわり 油絵 10号
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ヨーロッパの街の中の風景や公園などに描かれている
花で、おなじみのなのがゼラニウムの花です。
絵画などにも窓辺に置かれた深紅のゼラニウムが
よく登場します。
レンガ造りなどの建物には良く似合う花ですね。
原産地は南アフリカといいますから、大航海時代に
伝えられたのでしょうか。
日本でも、今の時代のように園芸種の花が多様化して
いない時代には、ゼラニウムは鮮やかな紅色や白い色
を持つ花として、幅広く育てられていて、人気もありました。
散歩のコースの一つに、このゼラニウムを家の前に
地植えしたり、備え付けの段板に、鉢植えを置いたり
して育てているお家があり、並びの2~3軒にも、幾つ
かの鉢植えが置かれています。
白い色も幾つかありますが、今は、深紅の花が咲き
そろって、その一角だけが赤く染まったように見えます。
中には、1m近くにも育った地植えの花もあり、寒い冬
にもず負けす生長する、この花の強さを感じます。
この花を、何の疑いも持たず「ゼラニウム」と呼んで
いますが、一般呼称としては間違いではないにしても
正式には、「テンジクアオイ属」の花と呼ぶようです。
昔は、ゼラニウム属の花として代表格であったものが
後に、ゼラニウム属が二つに分かれ、この花がゼラニ
ウム属として分類された属とは別の属に分類されたので
植物学上のゼラニウムとは別の花になっているそうです。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
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