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2008年6月20日金曜日

ゼラニウムの花


ゴッホ 花瓶の12輪のひまわり 油絵 10号 
*  
ヨーロッパの街の中の風景や公園などに描かれている

花で、おなじみのなのがゼラニウムの花です。

絵画などにも窓辺に置かれた深紅のゼラニウムが

よく登場します。

レンガ造りなどの建物には良く似合う花ですね。

原産地は南アフリカといいますから、大航海時代に

伝えられたのでしょうか。

日本でも、今の時代のように園芸種の花が多様化して

いない時代には、ゼラニウムは鮮やかな紅色や白い色

を持つ花として、幅広く育てられていて、人気もありました。

散歩のコースの一つに、このゼラニウムを家の前に

地植えしたり、備え付けの段板に、鉢植えを置いたり

して育てているお家があり、並びの2~3軒にも、幾つ

かの鉢植えが置かれています。

白い色も幾つかありますが、今は、深紅の花が咲き

そろって、その一角だけが赤く染まったように見えます。

中には、1m近くにも育った地植えの花もあり、寒い冬

にもず負けす生長する、この花の強さを感じます。

この花を、何の疑いも持たず「ゼラニウム」と呼んで

いますが、一般呼称としては間違いではないにしても

正式には、「テンジクアオイ属」の花と呼ぶようです。

昔は、ゼラニウム属の花として代表格であったものが

後に、ゼラニウム属が二つに分かれ、この花がゼラニ

ウム属として分類された属とは別の属に分類されたので

植物学上のゼラニウムとは別の花になっているそうです。

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