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2008年6月2日月曜日

花はミニ化の時代に


絵画  水牛の音楽隊  油絵  10号


スーパーやDIYのガーデニングコーナーで、最近、気が

つくのは、鉢植えの花が毎年小型化してゆく傾向がある

ことです。

切花で売られていたカーネーションは、色こそ多様化して

様々な色合いの花が売られています。

しかし、鉢植えの花は、背丈だけでなく花姿の全体が

小さくまとまった形になってきています。

矮とか小とかの文字を使うのではなく、ミニが一般化して

いてミニバラ、ミニカーネーション、ミニカトレアなどから

始まって、日本の花、椿にまでミニ椿が仲間入りをして

来ています。

大輪の花を咲かせるのが流行の時代は、品種改良も

大型化を目指して園芸家は取り組んでいたのでしょうが

現在は逆に、小型化に向う傾向に備えた改良が主に

なっているようです。

マンションのベランダやテラス、あるいは窓際などに置く

飾り方の需要に合せた流れでもあるのでしょう。

しかし人間社会だけは、メタボでない限り、大型化する

方が歓迎なのか、子供の成長に対しても、大きな体格が

立派だと褒める傾向は変わらないようです。

経済性を考えると、車は小型化の流れが主流であり、

大型車は無駄が多いと敬遠される時代となってきて、

ステータスシンボル化してきています。

人間社会にも、こじんまりとした体形が褒められる時代が、

来るのでしょうか?

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。

安全と安心非常持出袋の準備は?



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