ドガ 舞台の踊り子 油絵 10号
「お先に!じゃーまたね!」と二人連れで、主婦らしい
女性がカンバスなどを入れた布袋を肩にして、自転車
で通り過ぎました。
声を掛けた先には、同年輩と年長の女性がカンバスに
向かって筆を動かせています。
夕方近い時間ですが、西日も無く屋外での絵を描くには
最適の条件です。
きっと、市内の絵画教室の生徒さんたちで、屋外に出る
のには条件がよいからと出かけてきたのでしょう。
三人連れは、夕餉の支度などで、帰りを急ぐわけでもなく
まだ暫らくは制作を続けるようでした。
遠方から交通機関を利用してやってくる人は、一日を
フルに活用するために、昼食や飲み物の準備に加えて
陽射しや雨に備えて傘を持ってこなければならず、荷物
のかさも尋常には行きません。
出かけてくるのは大変でも、この日のように暑くもなし
陽射しもなし、という日であれば、一日をゆったりと
カンバスに向かって過ごす時間は意義のあることです。
写真を撮りに来る人たちも、三脚に大きなレンズや道具
など、それなりの七つ道具が入ったケースやバッグを
肩にして、あちらこちらと移動をしています。
緑の美しい季節なので、心に残る作品造りには最適の
時節です。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
安全と安心の非常持出袋の準備は?
0 件のコメント:
コメントを投稿