最近まではアライグマに被害は専ら農作物が主である
ように考えられがちで、被害に防止に備えた対策も
農水省の管轄であると考えられてきました。
しかし、特に今年に入って、重要文化財や国宝級の
建造物のみならず仏像や壁画などにも被害が及んでいる
ことが次々と明らかになり、文化庁も腰を上げました。
法隆寺や正倉院、当麻寺、更には二条城の奥深くまで
侵入して被害を与えています。
京都市では、3ヶ月前から捕獲に備えて場内の各所に
檻を設置して捕獲に努めて来ました。
イタチやネコに加えて、何とテンまで檻に入っていたのに
肝腎のアライグマはゼロでしたが、やっとこのほど1頭が
檻にかかったとのことです。
野生化したアライグマは雑食性のため、一時はサワガニを
食べ尽すとして問題になったことがありましたが、元来は
甘党らしくて、スイカや、イチゴ、ブドウ、モモなどを好んで
食べるようです。
多産で環境への適応性に飛んでいるために、非常に
繁殖力が強く、西日本各府県では毎年数百頭程度も
捕獲しているようですが、繁殖の勢いは衰えていません。
驚いたことに、北海道でも近年右肩上がりで捕獲数が
増えており、3000頭をはるかに超える頭数です。
イノシシに加えて、このアライグマに対しても被害防止に
備えた抜本的な対策が必要です。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
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