ページ

2010年7月31日土曜日

増え続けるアライグマの被害

紅いアステイルベの花  油絵  10号







最近まではアライグマに被害は専ら農作物が主である

ように考えられがちで、被害に防止に備えた対策も

農水省の管轄であると考えられてきました。

しかし、特に今年に入って、重要文化財や国宝級の

建造物のみならず仏像や壁画などにも被害が及んでいる

ことが次々と明らかになり、文化庁も腰を上げました。

法隆寺や正倉院、当麻寺、更には二条城の奥深くまで

侵入して被害を与えています。

京都市では、3ヶ月前から捕獲に備えて場内の各所に

檻を設置して捕獲に努めて来ました。

イタチやネコに加えて、何とテンまで檻に入っていたのに

肝腎のアライグマはゼロでしたが、やっとこのほど1頭が

檻にかかったとのことです。

野生化したアライグマは雑食性のため、一時はサワガニを

食べ尽すとして問題になったことがありましたが、元来は

甘党らしくて、スイカや、イチゴ、ブドウ、モモなどを好んで

食べるようです。

多産で環境への適応性に飛んでいるために、非常

繁殖力が強く、西日本各府県では毎年数百頭程度も

捕獲しているようですが、繁殖の勢いは衰えていません。

驚いたことに、北海道でも近年右肩上がりで捕獲数が

増えており、3000頭をはるかに超える頭数です。

イノシシに加えて、このアライグマに対しても被害防止に

備えた抜本的な対策が必要です。

 「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
 健康と安心のメタボへの備えは?





Windows 7 Ultimate アップグレード




マイケルジャクソン DVD




Javari.jp レディース









0 件のコメント: