2015年9月1日、ハリケーン「キロ」がミッドウェー
諸島近海で日付変更線を越えて東側には入った。
気象庁は「平成27年 台風第17号に関する情報」
第1号を出し、ミッドウェー諸島近海を北北西に
進んでいるハリケーンが台風第17号になった発表。
今年の12号に次ぐ2つ目の越境台風となった。
中心気圧は945hPa、最大瞬間風速は70m/sの
強力な台風だったが幸い日本列島の太平洋沖を
北上して、直接的な被害はなかった。
だが、中部地方を横断した台風18号に伴う雨雲に
大きく影響を与え、茨城県から栃木県にかけて
南北に「線状降水帯」を形成させ、鬼怒川流域を
中心に堤防越水や決壊の洪水に影響を与えた。
台風12号「ハロラ」は、7月10日中部太平洋で
発生して熱帯低気圧(トロピカルストーム)に成長
した後、180度線を越えて台風となった。
その後一時、熱帯低気圧にまで弱ったものの
復活し、九州北部に上陸して玄界灘に出て消滅。
ハリケーンは、北東太平洋(太平洋の赤道より北、
東経180度より東)、北大西洋、カリブ海および
メキシコ湾に存在する熱帯低気圧のうち、最大
風速が約33m/s以上になったもの。
また、台風は、北西太平洋(太平洋の赤道より北、
東経180度より西)および南シナ海に存在する熱帯
低気圧のうち、最大風速が約17m/s以上もの。
東経180度より東側の最大風速が約17m/s以上で、
約33m/s以下の熱帯低気圧は東経180度を越えて
西側に入れば台風となる。
また、既にハリケーンであったものが東経180度を
越えて台風になった場合、ハリケーンの呼び名が
そのまま台風の呼び名となる。
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