韓国では景気の減速と共に失業問題が深刻化し
特に、20~29歳の青年層の失業が社会問題化。
失業者の増加は、犯罪を産出す温床となり、凶悪
犯罪増に繋がり、社会不安が増す可能性を備える。
韓国統計庁の報告では今年1~6月の青年層の
失業者数が41万人と過去最高となった。
韓国では大手企業の従業員の4割が非正規雇用。
また、大学を卒業しても就職できるまでに平均で
1年間の就活が当たり前で、最初の就職先での
雇用契約が1年以下だった大卒者が5人に1人。
更に、最初の就職先での在職期間の平均は1年
3ヶ月にも満たない不安定さ。
親元を離れて都市で安定した仕事を求め、また
転職先を探しながらアルバイト仕事で生活を
つなぐ若者にとって、親の面倒をみる余裕もない。
将来への希望を失い、募る不安と社会への不満。
世の中は乱れ、生きる希望を失った老人の自殺
率は突出し、世界一の老人には厳しい国に。
何とかせねばと焦る朴槿恵大統領が思いついた
のが富裕者からの拠出で若者の雇用創出を
支援するファンドの創設。
自らも200万円出資して、「青年希望ファンド公益
信託」を立ち上げ、富裕者などから拠出金を募る。
拠出者には配当は無いが出資金の15%が
減税対象となるご褒美付き。
何もしないよりはましだが、慈善家顔をして表に
立つ前に、抜本的は雇用支援制度を備えた
法律を国が作る方が先だろうと国民の声。
良くも悪しくも、情け、人治が表に出る法治国家だ。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
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