ハーバード公衆衛生大学院の研究チームなどに
よる心疾患(CVD)やがんを発症していない男女
8万人を超える人を対象にした追跡調査で、赤身肉
摂取による2型糖尿病、冠動脈疾患、脳卒中、がん
などの危険性が高まるという研究の確認調査を
4年間に亘る追跡調査で行った。
調査では心疾患で5,910人、がんでは9,464人の
死亡が確かめられ、加工されていない肉の場合、
ステーキ一枚を毎日食べることで死亡リスクが13%
高まる結果が得られた。
また、加工肉の場合は、ホットドッグ1本あるいは
2枚のベーコンでリスクが20%高まっていた。
これらの肉にはヘム鉄、飽和脂肪酸、ナトリウム、
亜硝酸塩が含まれており、調理の仕方が良くないと
発がん物質も増えることが原因だとしている。
研究者は、もし参加者が皆、赤身肉の摂取を1日
半分未満に減らしていれば、男性では9.3%、
女性では7.6%、死亡率が下がっていたという。
10月26日、WHOはソーセージやベーコンなどの
加工肉について「発がん性が十分認められ、大腸
がんになるリスクがある」との調査結果を発表した。
赤身肉についても発がん性の恐れがあると指摘。
国際がん研究機関(IARC)は発がん性の評価は
5段階で、加工肉は喫煙やアスベストなどと同じく
最も高いレベルにあり、毎日50グラムの加工肉を
食べ続ければ、大腸がんのリスクが18%増加する
危険性を備えていると結論付けている。
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