2014年の世界保健機関(WHO)の報告書では、
世界中の大気汚染による死者は年間約700万人。
そのうち約23%の160万人を中国が占めている。
1日当たりにすれば4400人にも達する。
13億人を超える中国の人口の38%、5億人超が、
米環境保護局(EPA)基準で「不健康」とされる
大気レベルの地域に居住している。
特に、北京市や河北省の都市部の汚染が著しい。
2014年初めの調査資料では、大気汚染都市の
ワースト1が石家庄市、以下上位5位までを河北
省の都市が並んでいる。
環境改善に備えて政府は、規制を厳しくしたり
予算計上を公表しているが、現状では強権を
用いて工場の操業停止や自動車使用規制しか
青空を取り戻す方策がない。
2022年に開催が決まった北京冬季オリンピックに
備えて、招致委員会は2017年までに16兆円を
投入すると発表している。
だが、会場となる石家庄市はワースト1の都市だ。
2014年の年間大気汚染日数は石家庄市では
264日となっている。
しばしば話題にされる北京市で175日、天津市
はワースト10位で197日となっている。
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