9月の連休は好天に恵まれ、山でキノコ狩りを
楽しんだ人も少なくなかっただろう。
連休後に岡山県の山間の町でキノコ中毒事件が
2件発生したニュースが報じられていた。
一つは、消化器官に激しい中毒症状を起させる
毒を備えたクサウラベニタケによるもの。
このキノコは、食用として人気のあるウラベニ
ホテイシメジやハルシメジに似ているため、誤食
する危険性が高い。
もう一件は、ツキヨタケによる中毒。
誤食すれば、数日間に亘り、嘔吐し続け、手先が
しびれる苦痛が続くと言う。
食用のシイタケ、ヒラタケ、ムキタケに似ている。
ツキヨタケはブナの樹に群生していて、他の
キノコに混じって販売されているケースもある。
昨年は、滋賀県などの道の駅で販売された中に
ツキヨタケが混入していて中毒事件が発生した。
また、注意すべきは「耐性」を備えた地元民などは
常食にして楽しんでいると言うスギヒラタケ。
このキノコを腎機能障害がある人が食べると
急性脳炎や脳症を発症させる恐ろしい毒性を
備えているから、珍しいと言って飛び付かない
慎重さが必要だ。
日本には名前が付いたキノコが2000種類ほど
存在し、うち食用になるものが300種類だと言う。
また、猛毒性を備えたものが50種ほどあるとか。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
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