北京市腫瘤防治研究弁公室によると北京市では
過去10年間で肺癌患者が43%増加したという。
2012年時点では、ガンなど悪性腫瘍の発生が多い
臓器は男性の場合には肺ガンで、10万人当たり
77.94人が発症した。
以下、結直腸ガン40.23人、肝臓ガン28.81人、
胃ガン24.98人の順だった。
女性の場合、乳腺ガン64.63人、肺ガン49.59人、
結直腸ガン32.04人、甲状腺ガン24.58人、子宮
16.22人の順で多かった。
北京市は総面積が1万6800Km2と、四国の1万
8800Km2に近い広さを備えており、中心部と周辺
域とは自然環境が大きく異なる。
人口密度の高い中心部では、人口10万人当たりの
ガン発症者数が140人に達している。
高い喫煙率による受道喫煙も深刻で、全国では
7.4億人が被害を受けているとされ、WHOの調査
では2012年の世界の肺ガンの新規患者の36%が
中国人である。
北京市では今年6月1日に喫煙禁止条例を制定し
喫煙禁止場所での喫煙者を密告する監視要員を
10万人巡回させる文化大革命に倣う制度を導入。
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