戦後の食料不足時代には野草を摘んで食糧の
助けにしたが、今では季節を楽しむ対象だ。
だが、注意しなければならないのは野草の中に
結構身近に存在していることだ。
水仙の葉にも毒があり、ニラなどと間違われる。
人気のノビルやセリなども類似毒草に要注意だ。
特に、危険なのが猛毒を備えたトリカブト。
北海道などでは、葉が良く似たニリンソウを山菜と
して食べる習慣があるため、トリカブトを誤食する
ケースがあり、16件の事件で5人が死亡している。
トリカブトは全草に猛毒のアルカロイドを含有し、
昔は狩りで矢先の鏃に塗布して使用されたほどだ。
山形県では、庭で育てていたイヌサフランを生食
して死亡する事件が発生している。
イヌサフランでの事故死ははじめてのケースとか。
イヌサフランが備えている有毒物質の「コルヒチン」
中毒によるもので、毒性分を多く含む球根を
玉葱やニンニク、ノビルなどの球根と間違い易い。
サラダなどにして誤食したものと考えられている。
春の七草は全て食べられるが、秋の七草で食用に
なるのはクズの根、韓国ではキキョウがある。
酔狂で七草を天婦羅で食べる催しでも尾花には
抵抗があるようだ。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
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