血液の中には、赤血球や白血球など様々な細胞
成分に混ざって血小板がある。
血小板は、血管壁が損傷して出血を起こした際に
集まってきて傷口を塞ぎ、止血する働きを備える。
出血を止めるために集まった血小板が中心となって
血管壁に血栓を形成する。
通常は、仕事を終えた血栓は、血液中に含まれる
「t-PA」と呼ばれる成分が血栓と溶かす。
出血を止める役割を終えた血栓は、血液中に溶けて
流れるが、糖尿病などでどろどろになっている濁った
血液では、細い血管内に塊となり、時に血管壁に
固着して血栓を造る。
こうした血栓が剥がれて脳や心臓壁に達すると
細い血管を詰まらせて、下位の部位で虚血や梗塞が
引き起こされて血栓症を発症する。
血小板が中心になって出血を止めるのは、動物が
祖先から受け継い来た命を守るために備わった
大切な仕組みだ。
この仕組みは、傷つけたれる危険が迫ったときや
大きな恐怖に襲われた時などには、予備的に働く。
実験では、身を守らねばならない緊急事態の時には
血液は、通常の3倍も固まり易くなることが判明。
また、恐怖やストレスなどによっても血液は固まり
易くなるなることが判った。
ストレス以外に、肥満だとか不整脈は血栓が
出来易くなる要因となる。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
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