我々にとって欠かせない植物性たんぱく質を豊富に
備えている畑の肉、大豆。
食事が進まない夏場にの冷ややっこは強い味方。
だが、豆腐を求めて売り場に立つと、先ず木綿に
するか、絹こしにするかで迷う。
しっかりした歯ごたえと大豆の香り・味を楽しむなら
木綿豆腐、滑らかな舌触りを好むなら絹こし豆腐。
豆腐の製造工程のスタートは大豆を水に漬けて
柔らかくふやかし、ふやけて柔らかくなった大豆を
磨り潰して、生呉(なまご)にし、湯に入れて煮立てて
オカラを取り除くと栄養価を備えた豆乳が出来る。
にがり、或いは凝固剤の塩化マグネシウムや硫酸
カルシウムを加えて、木綿布などで水分を抜きながら
固めると木綿豆腐になり、水分を抜かずにそのまま
固めると絹こし豆腐になる。
多少目方にばらつきがあるが、1丁が30円程度から
200円ぐらいまでの値段がついている。
どこから、この差が出てくるのだろうか。
値段の差は、天然にがりを使うかどうか。
次に、価格の安い塩化マグネシウムなどの凝固剤を
用いて、許される極限まで豆乳を薄めてパックに
充填させることで大豆の使用量を抑える。
1俵:60Kgの大豆から、一般的には400丁の豆腐が
作られるが、700丁以上の豆腐を作ることも可能。
だが、固形分の少ない豆腐は煮るとスカスカに。
凝固剤は人体には害がないとされているが、古来の
豆腐の味を教えるために、子供に縄でくくれるほどに
にがりで固めた木綿豆腐を奴でかじって欲しいものだ。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
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