かって、日本の大手製パンメーカーの製品は
何日置いててもカビが来ないから、過剰な防カビ
剤を使っているとか、発がん性のある臭素酸カリ
ウムを使っているからだとかで紙面を賑わした。
臭素酸カリウムは製パン工程で、ふっくらとした
製品にするために小麦粉を加工する段階で使用
されていたが、小麦粉処理剤として日本では使用が
認められている食品添加物だ。
だが、国際がん研究機関(IARC)による発がん性
リスク分類では、「グループ2B」に分類される。
グループ2Bは、人に対して発がん性があるかも
しれない、とするランクで、おなじみのコーヒーや
山菜のワラビもグループ2Bにランクされている。
EUは発がん性を備えているとして使用を認めて
いないが、米国は認めており賛否が割れている。
現在、話題となったメーカーでは、より食感品質が
良くなる働きを備えた酵素類に切り替えている。
カビが生えないのは、無菌状態にして密封包装を
しているためであり、食品添加物は表示されている。
食品の専門家は添加物ななどの表示義務がない
ことを良いことに、違法な防黴剤などの食品添加
物が使用されているデパ地下の惣菜類や町の
ベーカリー製品の方に危険が潜むと指摘している。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
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