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2017年8月4日金曜日

認知症の1/3は予防が可能の報告

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
ノウゼンカズラ



日本では、65歳以上の高齢者の15%は

認知症を発症しているか、その予備軍

だとされ、両者を合わせ800万人になる。

政府も、増加し続ける認知症患者に

備えて認知症対策を重要課題として捉え

認知症施策を加速するため新たな戦略

策定を進めている。

2015年現在で、認知症患者は世界に

4700万人いて、発展途上国を中心に

増加し続けて、2050年には1億3000万

人に達すると推定されている。

最近の英米の研究では、認知症のおよそ

3分の1は、耳の機能、聴力を維持する

ことや、たばこを吸わないことなどで、

認知症を予防できたと報告している。

特に、脳の認知機能発達や維持に関わる

要因を人生の時期ごとに分析した結果、

15歳を超える年齢まで教育を受けて

いれば8%の人が認知症を予防できた。

また、中年期には耳の機能、聴力を

維持すれば9%、高齢になって以降では

たばこを吸わないと5%予防できたと

しており、早期の教育や耳の機能維持が

予防に大きな役割を備えている。

中国では、認知症は高齢者の7人に1人が

患うとされ、患者数は1990年時点では

368万人であったが、2010年現在919万

人達していたと推定されている。

文革時代に、10~20歳で教育を受け

られずに過ごした人たちが高齢化する

10年後前後には、認知症患者が急増

すると推測されているが、現状は治療や

介護施設などの整備は進まず、認知症

対策が過小評価されていると懸念される。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし  

 健康と安心のメタボへの備えは?










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