中國の大気汚染は依然として改善される
ことはなく、北京ではPM2・5の濃度が
500ppmを超える日も少なくはない。
経済の停滞と大気汚染抑制に備えた
取締まり強化で2酸化炭素の排出量は
減少傾向にありという。
発表された全国の2017年上半期の大気
汚染状況では相変わらず北京市を取巻く
河北省の汚染がひどく、上位の5都市に
首位は代っても河北省の都市が並ぶ。
最近、問題化されてきているのが光科学
スモッグ原因となる硫黄や窒素の酸化物。
特に夏場は、太陽光を受けて自動車や
工場から排出される窒素酸化物(NOx)は
光化学反応によりオゾンを生成する。
地上に漂うオゾンは、呼吸器系統を
刺激し、肺気腫や気管支炎、ぜんそくを
発症させる毒性を備える。
呼吸器疾患のみならず、心臓病やアレル
ギー疾患の悪化ももたらすとされている。
また、植物に対してもコメ・麦などの
農作物の収穫量減少、果樹や森林樹木の
枯死させ、水源保全にも影響を与える。
北京市環境保護監測センターの報告では、
2015以降、北京市でオゾン濃度が300μg
超を観測する日があり、PM2・5と共に
削減に備えた対策が叫ばれている。
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