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2017年8月9日水曜日

「奈良の鹿」 一部捕獲が始まる

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
ベニバナ



国の天然記念物である春日山原始林も

ナギやナンキンハゼの侵食に備え

対策が検討されているが、もう一つの

大きな問題が、原始林で生息する野生

化した鹿による食害で、若木が育たず

また、ナギなどは鹿は食べないのだ。

このままでは200年後には、春日山は

はげ山になると警告する研究者も。

原始林の周辺の食物が豊富な地域では

進出して来た鹿による食害が深刻化。

田畑への侵入阻止に備えて作られた

頑丈な鹿垣、あるは柵が10年ほど

前までは一部が残されていた。

最近は、イノシシと鹿の侵入阻止に

備えた簡単な柵が張り巡らされている。

専門家の中には、奈良公園一帯での

鹿の適正頭数は900頭とする人もあるが

最近の調査では1226頭で、そのうち、

今年誕生した小鹿234頭で、けがや

病気の鹿など272頭が別に鹿苑に居る。

これ以外に、公園周辺地域に集団で

生息している鹿が田畑を荒らすのだ。

1948年に、天然記念物に指定され時

から増え続けた鹿が厄介者になり、

対策を求める地域の声も大きくなり、

このほど周辺地域に居る鹿を120頭を

上限に、罠による捕獲を国が承認した。

時には、数百mも離れた奈良女子大の

構内まで雄鹿が集団で遊びに来ることも

あるが、厳重に言い聞かせる必要がある。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし  

 健康と安心のメタボへの備えは?










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