1948年に、天然記念物に指定され、
大仏さんと共に、奈良の観光客誘致の
大役を担っている「奈良のシカ」。
春日大社のご本尊は白い鹿に乗って
天下ってきたとされていることから、
奈良公園にいる鹿は御神鹿とされる。
藤原氏が建てた春日大社の鹿なので、
平安時代には鹿を殺傷すると死罪にも。
江戸時代には、誤って鹿を死なせた
少年が、鹿と一緒に生き埋めにされる
石子詰めの刑になった話が残っている。
奈良の町の人は、朝、自宅の前で鹿が
死んでいたら大変なので、用心に備え
早起きになったという。
現在でも、県庁や女子大の構内にも
出入りし、奈良駅前で車を止めたり、
時には商店街を散策して観光客を喜ば
せるおもてなし役を果たすこともある。
近年は年に60~100頭の鹿が交通事故に
あっており、事故防止に備えた標識や
路面の注意表示などがある。
稀には、100棟以上の集団で街中に
繰り出して来て道路を占拠し、交通
マヒを起こす非常事態を起こすことも。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
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