国立感染症研究所が、夏かぜの「ヘルパン
ギーナ」の感染患者について、7月22日までの
1週間の、全国の約3000の医療機関からの
報告をまとめたところ、1医療機関当たりの
患者数が、山形県で8.33人、静岡県で7.48人、
新潟県で6.63人と国の警報基準である6人を
上回っていた。
国立感染症研究所は、手洗いなど感染予防に
備えた対策を徹底するように呼び掛けた。
また、同じように、夏かぜの一つとされる、
口や手足に発しんなどが出る「手足口病」も、
5月上旬から大幅に患者数が増えていた。
特に今年のウイルスのタイプは重い症状を
引起すタイプであるとしている。
ヘルパンギーナは、乳幼児の間で主に夏に
流行する感染症で、熱が出たり、口の中に
口内炎のような小さなプツプツ(赤い発疹、
水ほうなど)ができたりする点が特徴。
このため、口の中が痛くて食欲が落ちることも。
報告では、5歳以下の患者が全体の90%以上。
ヘルパンギーナの原因の多くは、エンテロ
ウイルスによるもの。
「エンテロウイルス」はピコナウイルス科の
グループに含まれRNAウイルスをまとめて
呼んだもので、このグループには、多くの
ウイルスが含まれている。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
0 件のコメント:
コメントを投稿