8月3日、農林水産省は中国遼寧省瀋陽市にある
養豚場で、アフリカ豚コレラの発生を確認。
これまで、アフリカ豚コレラは東ヨーロッパ
などで発生例が報告されていたが、中国では
今回が初めてのことという。
報告では、瀋陽市瀋北新区の養豚場で飼養
されている383頭中、47頭がアフリカ豚コレラに
より死亡したが、発生原因は不明確という。
1日に、この養豚場で中国動物衛生流行病学
センターが大量死した豚を検疫したところ、
3日に豚コレラであると判明した。
アフリカ豚コレラは、豚やイノシシにとって
高い致死性を備えたウイルス性伝染病で、
ダニによる媒介か直接接触で感染する。
東ヨーロッパでは継続的に発生しているため、
現地では、人や物の移動、野生動物を介した
蔓延が危惧されている。
ロシア、ポーランド、ハンガリーなど東欧諸国で
発生例が報告されているが、日本の近隣国では
2016年に韓国北部と南部の済州島でそれぞれ
1件発生している。
農水省は家畜伝染病予防に備えた措置として、
夏季休業期間中の畜産業従事者の海外渡航の
自粛、飼養場の衛生管理基準の順守と防疫
対策の通知を出している。
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