8月5日19時46分ごろ、インドネシアロンボク島の
北端付近を震源とするM6・9、震源の深さ31Kmの
地震が発生し、震源地から50Kmほど離れたロン
ボク島の西ヌサトゥンガラ州の州都のマタラム
でも多くの建物が倒壊し、1週間後現在で死者は
バリ島の2人を含め、430人を超えている。
9日にも、M5・9の余震が発生するなど余震活動も
活発で、被害は更に広がるものと見られている。
政府は、経済的被害は約476億円と発表して
いるが、衛星写真では、島内の建物の75%が
被害を受けているものと見られている。
近接するバリ島に比べて、ロンボク島は素朴な
村々が広がるのどかな自然風景の評価が高く
近年、300万人を観光客が訪れているが、耐震
化が遅れており、昔ながらのレンガ積みの建物が
多いことが被害を多きくした。
この地震の1週間前の7月29日午前6時47分にも、
今回の地震の直ぐ南側のリンジャニ山(3726m)
付近を震源とするM6・4、深さ10Kmの地震が
発生しており、20人の死者が出たほか、1万人
以上が避難し、日本人を含む多くの登山者が
一時、下山できなくなった。
インドネシアは、日本を含む環太平洋火山帯に
あり、活発な火山活動や巨大地震がしばしば
発生する地域だ。
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