2020年3月16日、カムチャツカ半島にある
ベズイミアニ山(標高2882m)が大噴火した。
噴煙は1万5000mにまで達した。
気象衛星「ひまわり」からは、火山灰が東へ
1300キロも運ばれている様子が観測された。
カムチャツカ半島には、活発に活動をする
大きな火山が並んでおり、世界遺産の登録
されており、火山形態の種類も豊富で、火山
学者にとってはフィールドワークの聖地。
半島には、289の火山が存在し、内研究対象と
されてきたのは72に止まりで、多様な噴火の
様式や地形、地質など変化に富んでいる。
噴火したベズイミアニ山の10Km東には、
ユーラシア大陸最高峰で、最も活動が活発な
クリュチェフスカヤ山(標高4750m)が聳え、
北東、50Kmには、現在も噴火が続いていて
溶岩ドームを形成中のシベルチ山(標高3283
m)が存在感を示している。
カムチャツカ半島の東海岸には、米大陸から
多くの島々が連なるアリューシャン列島が
取りつき、半島の先端から北海道まで千島
列島が弓状に連なる。
この2つの列島の南縁は、太平洋プレートが
沈み込んでいる海溝になっている。
カムチャツカ半島に火山が多く存在するのは、
太平洋プレートが北米プレートの下に、
沈み込んでいることによる。
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