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2020年4月4日土曜日

武漢ウィルス ペットとの濃厚接触は避ける

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
川 路 桜



武漢肺炎の世界的感染拡大で、多くの感染者が

隔離される羽目に遭っている。

そこで問題にされるのが感染者が飼っていた

ペットの安全性。

WHO(世界保健機関)は、武漢ウィルスは

動物に感染する証拠はないと発表している。

しかし、日本獣医師会は[感染した人と濃厚

接触のあったペット動物への感染の可能性は

否定できない]とする見解を示している。

では実際はどうなのか、香港政府は2月28日、

武漢ウイルスに感染した住民の飼い犬1匹を

検査した結果、口と鼻の検体から弱い陽性

反応が出たが、症状は出ていないと発表。

動物保護当局は、[現時点でペットが感染して

発病したり、ウイルスを伝染させたりすると

証明されたわけではない]との見解を示した。

その上で、全ての感染者のペットを動物用の

保護施設で14日間隔離すべきだとしている。

また、ベルギーでも飼い猫への感染が判明

しており、飼い主が感染した場合はペットも

散歩などでの外出は控えるほうが良い。

現時点では、武漢ウィルスは人獣共通感染の

能力は備えてはいないが、他の人獣共通感染症

予防と同様に、餌の口移しや、なめたり、

なめられたりといった濃密接触は避けることだ。

2ヶ月間にわたり、封鎖された湖北省や武漢市

では避難や感染で隔離された家庭のペットが

餓死したり、野生化するケースが多発した。

また、ペットがウィルスをばら撒くとの噂

から、多くのペットが虐殺されている。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし

 健康と安心のメタボへの備えは?









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