3月下旬になって、パンデミック状態にある
欧州で、イタリアに次いで医療崩壊が懸念
されているのがイギリス。
史上初めてとなるテレビ会議でのG7が、
開催され、各国は窮状を訴えたが、中でも
度肝を抜かれた発言が、イギリスのジョン
ソン首相から飛び出した。
発言内容は、感染拡大に備えた封じ込めは
諦めて、「集団感染」の策をとるというもの。
人口の6割に、武漢ウィルスを感染させて、
夫々に抗体を持たせることで、ウィルスを
抑え込むという「集団感染」戦略。
しかし、当然ながら、死者が数十万人にも
達するとの専門家などからの猛反発で、一転
撤回し、他国同様の封鎖政策をとると表明。
3月20日から、公立の小中・高等学校を休校に
して、不要不急の外出を規制。
早速、スーパーなどには市民が殺到。
3月25日現在、イギリスの感染者数は8081人。
前日より1427人も増加しており、死者は
422人で前日より87人増。
ジョンソン首相が、集団感染策を口にした
根拠には、英国の医療従事者や施設の不足に
危機感を抱いていることがある。
経済協力開発機構(OECD)の報告では、人口
1000人当たりの医師数が、ドイツが4・3人、
イタリアが4・0人、スペインが3・9人、
フランスが3・2人なのに対し、英国は2・8人。
また、他のEU諸国に比べて、集中治療用の
ベッド数が少なく、新規患者の増加傾向から
推しても、2~3週間を待たずして、イタリアの
ような医療崩壊の危機に直面することが、
避けられないと危機的状況に置かれている。
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