気象庁は、6月29日に東北南部が梅雨明けしたと
発表し、東北以南は6月中に梅雨明けした。
統計開始以来、最も早い梅雨明けに。
6月25日、群馬県伊勢崎市で40・2度を観測し、
国内で6月に気温が40度を超えるのは観測史上
初めてのことだと気象庁。
だが、この猛暑、6月末になっても収まらず
39℃、40℃の記録を連発している。
日本の異常気象は、ラニーニャ現象に起因
するとの説明がなされているが、今年の気象
災害は世界的に、広範囲で発生している。
6月に入ってからでも、米国カンザス州では
10~11日にかけての異常な猛暑で、ウシが
2000頭も死んだと報じられている。
13日には、米イエローストーン国立公園が、
[未曽有]の大雨に見舞われて、洪水や土砂崩れ
発生で、公園のゲートが閉鎖される事態に。
他方、南西部では大規模な干ばつ続きで、
貯水湖の水枯れが深刻化し、水と電力の
供給に懸念が生じている。
過去1,200年で最悪の旱魃だという。
17日から19日にかけては、地中海に面した
スペインやフランス、さらにドイツも例年より
早くに熱波に見舞われて、スペインなど各国で
山火事が発生した。
仏の地中海岸のリゾート、ビアリッツでは
18日午後、過去最高の42・9度を記録。
スイスのジュネーブでは35度を観測。
インドのアッサム州では、モンスーンによる
月初からの洪水で多くの死者が出たほか、
バングラデシュの洪水では、約10万5000人が
避難しており、400万人以上が孤立している。
国連の報告では、近年の気象変動による
災害の経済的負担が増加する一方で、2021年
には全世界で3290億ドル(約44兆円)に達する。
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