新型コロナウィルスの変異株、オミクロン株の
亜種[BA.5]への移行が進むにつれて、国内の
新規感染者数は増加し続けて、7月15日には
遂に10万人を超えた。
感染拡大は、その後も勢いを増し、翌16日に
11万人超となり、14県で過去最多を記録した後
20日には15万人超を記録し、28府県で過去
最多を記録した。
その後、21日に18万人を超えて、35都府県で
過去最多を更新し、連日過去最多を更新する
地域が出る拡大が止まらない状況になり、
23日には土曜日であるにも拘らず20万人を
超え、医療機関では混乱が続いた。
BA.5は、系統が近いBA.4と同様にワクチンや
以前の感染で得られた免疫をうまく回避する
能力で感染を拡大している。
2021年末に、南アフリカで見つかった変異種の
[BA.5]は、南アフリカや英国、欧州の一部、
オーストラリアなどへ感染拡大を続けて、
22年央には世界で主流となり日本にも侵入。
BA.2に比べて、1・3倍の感染力を持つとされる。
また、ウィルス学の専門家は、過去にオミク
ロン株に感染した人が、BA.5に感染している
ことには疑問の余地はないとする。
BA.5は、強い感染力を備えて、拡大を続けるが
重症化は進まず、劇的に死者数が増えていない
ことはせめてもの救いだ。
だが、急激な感染者増が医療サービスを逼迫させ、
コロナ後遺症患者が多くなるリスクが大きい。
国内では、青少年へのワクチン接種が進まず、
BA.5感染者の比率では、10代や10代以下の
子供の感染比率が、20%を超え、3割にも達する
状況で、後遺症などでのリスクが懸念される。
いつもながら、火が燃え広がってからバケツを
探すような後手後手の対応に終始する厚労省の
危機意識欠如体質による災禍が国民を苦しめる。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
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